前の話
一覧へ
『 司が好き 』
そう気付いたのは、つい最近だった
単純なヤツだけど、確かな演技力を持っていて、目標に一直線で、面倒見がよくて…
憧れじゃ、なかったんだ
ぴゅーん
タッタッタッ
司とえむは、俗に言う 「 両思い 」だ
わたしは、2人の気持ちをずっと前から知ってた
だからこそ、嫌なんだ…
同じ場所に居ても、えむしか見ていないような気がして
負けたような気がして
今は、12月中旬
春になったら、この気持ちは捨てよう
タイムリミットは、次に桜が咲く日まで。
わたしの恋心は、それまでだ。
1回でも振り向かせられたらわたしの勝ちね。
#' 桜吹雪が降る日まで















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。