第16話

15話
711
2025/08/17 09:25 更新
 次の日__
sha
早く行こうよ~!
あなた
分かったから、腕引っ張るなよ……
 食堂で悠々と朝食を食べ終わったと
 思ったら、これである。

 シャオロンに腕をずりずりと引っ張られ、
 急かされながら来た場所は、昨日も来た訓練場だ。
 既に近距離部隊所属の兵士達が
 訓練を行っていて、さすがだなぁと感心する。

 入口の横にある武器庫で
 今日使う武器を選ぶ。
あなた
(あくまでも手合わせだしな)
 ということで、木製の刀剣を手にする。

 シャオロンは特注の木製の
 スコップを手にする。
 ……いいなあ。私も特注の武器とか
 作ってもらおうかな。

 訓練所内の奥の方にスペースがあるので、
 そちらに移動する。
 移動中、ジロジロと見られた気がするが
 気にも留めずに受け流す。
 ……おいシャオロン、
 自分の部下にガンを付けるなよ。





あなた
それで?とりあえずシャオロンがどうなりたいとか、どうしたいとか、ある?
sha
う~ん……、強くなりたい!!
 うん、シンプル。
あなた
了解。私が教えられることは何でも教える
あなた
けど、私かなりスパルタだからね?覚悟出来てる?
sha
それはもちろんや!





あなた
まずは体力づくり。
これは継続的なものだから、毎日頑張ってもらって
 私のように小柄でひょろがりでも
 ある程度戦えるが、これは吸血鬼ゆえである。
 ヴァンパイアバフと言っても過言ではない。
 普通の人間が何も鍛えずに戦に出るものなら、
 それすなわち自殺行為である。
あなた
次に技術面。
座学で理解してもらった後に、実践で使えるかどうかを試すって感じかな
sha
なるほどな?
あなた
とりあえずトライ&エラー。
やっていけばその内身につくはずだから
sha.
(あかんッ!あなたの偽名(カタカナ)強すぎるやろッ!?)
 いざ実践。

 昨日の手合わせで下からの攻撃に
 あまり対応できていない、ということで
 そこを重点的に強化しているのだが……。
sha.
(いくら何でも速すぎるやろ!)
 とにかく動きが速い。
 あなたの偽名(カタカナ)の動きを
 目で追うだけでもかなりキツイのに、
 そこから攻撃を避けつつ
 こちらからも攻撃を当てるとか……。


 え、大分しんどくない??

 こっちは息も絶え絶えなのに、
 あなたの偽名(カタカナ)は澄ました顔で
 いるのおかしいやろ。


 そんでもって、時々投げナイフが
 飛んでくるのはずるやん。

 そうあなたの偽名(カタカナ)に言えば、
あなたの偽名(カタカナ)
戦場だと必ずしも一対一で戦うわけじゃないし、
あなたの偽名(カタカナ)
横からの奇襲にも対処できるようにならないと
 とのこと。
sha.
ス、スパルタすぎひんか……
あなたの偽名(カタカナ)
え~でも、
あなたの偽名(カタカナ)
__ガキの頃のゾムはこのくらい余裕だったけど?
sha.
へえ~……
 __幼少期のゾム以下であるという事実。

 それは、シャオロンの負けず嫌いを
 刺激するには十分だった。


 ある意味あなたの偽名(カタカナ)は、
 シャオロンの扱い方が分かっていると
 言っても過言ではない。

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