第7話

5話
499
2024/10/12 08:30 更新


あなた side

mn
何処から案内しようかな〜


 私は今、前代未聞な事が起きている



推しに“何故か”手を繋がれている

これは本当に夢じゃないのだろうか?
あなた
…問さん
mn
ん〜?どうしたの?
あなた
その、も、問ちゃんって、呼んでも良いですか、?
mn
…全然良いよ!
mn
じゃあ僕もあなたちゃんって呼ぶね
あなた
はい!どうぞ



ちょいちょいちょいちょい

推しにちゃん付けされるとか幸せ以外のなんでもないだろ



mn
あ、言ちゃん達は撮影部屋に行くらしいから…
mn
休憩室でも行く?
あなた
休憩室?
mn
その名の通り休んだりする場所!
mn
確か珈琲とか紅茶とかあったはず!


所で問さん。私の手をいつ離してくれるんですか?

mn
じゃあ行こっか


握っている方の手で優しく私をエスコートしてくれて



 手を握ってたのはこの為だったのか



という気持ちと、寂しい気持ちが少しあった。




mn
あなたちゃんはQuizKnockよく見てるの?
あなた
はい。大体は見てます
mn
そうなんだ〜、僕はまだ全然見れてない笑
あなた
そうなんですか笑
mn
…じゃあさ、推しとか居るの?
あなた
まぁ、居ます…

mn
誰〜?
あなた
えっ、と




正直に言うか、嘘をつくか…さぁどうしようか



いや、正直に言いたいけど、!!



本人の前で言うって抵抗あるよね…



って、早く結論を出そう!!


あなた
…東兄弟が推しです、!
mn
僕達?
mn
嬉しい!


まるで子供のような笑顔を貴方は見せてくれた


あなた
ッ…!?//


何照れてんの、私!!




















mn
此処だよ

っと、色々話してるうちにいつの間にか着いていた

あなた
わっ、よく見るソファ!
mn
素材一緒だからね笑

あなた
座ってもいいですか!
mn
ん〜、良いよ!

mn
僕飲み物持ってくるけど何がいい?
あなた
あ、じゃあ紅茶で…
mn
は〜い








あなた
心臓のドキドキが止まらないッ!!
あなた
手がまだ温かいし、なんか顔も熱いし…

やっぱり、これって【恋】なのかな

推しとして好きなんじゃなくて、問ちゃんとして好き

みたいな感じ…


駄目だ語彙力無くて伝わらない





あなた
は〜……好きだなぁ//




















mn side




正直に言うと、僕はあなたさんに一目惚れした
大人の僕が高校生に一目惚れとか、何やってるんだろうね

でも、それほどまでにあなたさんは魅力的だった



黒くて、長いしっかり手入れされた髪





話してる時の綺麗な口元






悩んだ時の綺麗なまつ毛










逆に何処をどう見たら魅力的じゃないと感じるのか分からないぐらい






凄く、美しかった















あなたさんが東兄弟が好きって言った時、思わず

mn
僕達?
mn
嬉しい!


なんて、言ってしまったけど

本当は、僕だけを推して欲しかった





なんて、言える筈もなかった
でも、僕が笑った時、その綺麗な顔をほんのり赤く染めて、
僕の事、好きなのかなって自惚れたりして





だから、正直さっきの言葉には驚いてる








mn
よし、紅茶汲み終わった!
mn
早く持っていこ〜っと











あなた
は〜……



あなた
好きだなぁ//









誰に対して言ってるのか分からなかった



けど、さっきまで一緒に行動してたのは僕だし



それに、照れた顔も僕に見せてくれた



なら、自惚れてもいいよね


















あなた side







mn
お待たせ〜
あなた
!いつの間に居たんですか!?
mn
秘密

mn
はい、僕のオススメの紅茶
あなた
わー、良い香りですね


 
mn
でしょー?
あなた
いただきます


ティーカップを傾けて口に紅茶を含んだ

あなた
……美味しい、
あなた
今まで飲んだ中で1番美味しいです!
mn
本当に?良かった!

そう言うと、またさっきのような笑顔で此方を向いて

また、顔を赤く染めてしまった



mn
あなたちゃんは、推しとしてみたい事とかあるの?

と、突然そんな事を聞いてきた
あなた
うーん、ハグとかですかね!
mn
ハグ?
あなた
はい!
あなた
…実を言うと私、親とかに抱き締められた事が1度もなくて、
あなた
朱希がその代わりに沢山抱き締めてくれるんで…

あなた
す…



そんな事を言ってると、いつの間にか問ちゃんにハグをされていて

驚きで動けなくなっていたけど、


同情してくれたのかななんて考えて、そのまま温もりを感じていた







そういえば、正面から抱き締められた事なんて、無かったな……









あなた
(こんなにも温かいんだ)







神様、今だけで良いから




もう少し、温もりを感じさせて下さい










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