第14話

仲間想い
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2025/12/28 13:08 更新
久しぶりの更新ですみません!!

なんか話に迷走しすぎててストップしてました、、、。
目黒くんがシャワーに入ったのを確認したあと、俺は家をいろいろ物色した。


すると、親子3人がとても仲睦まじく写っている写真を見つけた。


恐らく、目黒くんと、目黒くんのお父さんお母さんだろ
う。

昔はきっと、幸せな家族だったんだろうな、、。
俺の家族もそうだったから。



人が変わるのには、必ずきっかけがある。



目黒くんの場合は、お父さんの性格が急に変わってしまったことが大きな原因だろう。

可哀想だな、、、




それにしても、部下たちはどう思っているんだろう。
きっと知らないんだろうな、目黒くんが苦しんでること。
呑気に生きてる感じするもんな。






目黒くんは、最近本当に人が変わったように俺に接してくれる。


さっき俺のことを抱きしめた時だって、その顔はとても感情があるように見えた。

俺のことを心配してくれることも増えた。



パタリといじめが終わったのも、きっと目黒くんが部下に言ったのだろう。

それで部下が納得したとは思えないが。





なんでだろう、、。ここまで俺に優しく接してくれる意味がわからない。これが本当の目黒くんなのかもしれないけど、、、



まあ、家庭環境が似てるから、親近感が湧くとか、心配するまではわかるけど。

一緒に暮らそうまでは、言い過ぎなんじゃないか、、?







俺のこと好きなのか、、、?








いやいや、それはない。でも、自分の家庭環境を共有してから意味深発言が増えたのも事実だ。
「康二のこと、ちょっと好きかも」は完全に告白のそれなんだよな、、。




でも、俺も目黒くんが俺のことを守ってくれて少しドキドキしてしまったのも事実。





少し前までいじめっ子といじめられっ子の関係だったのに、今は、、、、。


俺は、目黒くんのことが恋愛的に好きなのかもしれない。


最近、目黒くんのことしか考えてないし、、、
目黒蓮
なにしてんの?
向井康二
うあぁ!!  びっくりした、、、
急に後ろから声が聞こえて、後ろをむくと、上半身裸で、タオルだけ肩にかけている目黒くんが立っていた。
向井康二
ちょっ、服きてよ、、
目黒蓮
え、下は着てるじゃん
向井康二
そういう問題じゃない!!
俺はなぜか恥ずかしくなって、腕に顔を埋めた。




というか、あざ、、すごかったな、、、、。
見えた中でも5箇所くらいはあっただろう。
目黒蓮
そんな恥ずかしがることないでしょ笑
向井康二
あんま人の裸みたことないもん、、、
目黒蓮
おもしれーな、やっぱり
目黒くんは、そんな独り言を呟きながら俺の隣に座ってきた。
向井康二
なんで?
目黒蓮
反応がおもしろい。俺の周りにはあんまりいないタイプのやつだから
向井康二
俺だって、したくてこんなリアクションしてるわけじゃないんです!!
目黒蓮
ははっ笑
向井康二
本当、何が面白いんだか、、、
でも、、。今、俺の目の前で笑っている目黒くんの顔、初めて見るかも、、、。目黒くんが笑っているとこ、見たことないし、いつも無理して笑っているように見える。
向井康二
ねえ、いつも学校で無理してるでしょ。
目黒蓮
なんで?
向井康二
うーん、失礼だけど、あんまり顔に感情がないというか、なんというか、、、
目黒蓮
本当に失礼だね笑  まあ、その通りだけど
向井康二
あの2人といるの、楽しいの?
目黒蓮
全然笑。楽しくは無いけど、あいつらは気楽に話せるから。まあ、それも最近はなんだか変わってきてるけどね
向井康二
変わってきてるって?
目黒蓮
話が合わないことが増えたし、何よりも、、。どんどん悪い方向にいってる気がする。この前だって、襲われかけたでしょ?
向井康二
あー、、、たしかにね、、
目黒蓮
あいつらは、俺みたいになる前にしっかりした人間になって欲しいんだよな、、
向井康二
俺みたいにって、、、
目黒蓮
俺みたいにキャパオーバーになって人生に絶望して、何もかも面倒くさいとかどうでもいいとか思う前に、、。もっと人生楽しんで欲しいんだよ
向井康二
でも、、、そんな、、、、、
そんな事言っても、、、。きっと、あの人たちは変わらないだろう、、、。



目黒くんって、なんでそんなに仲間想いなんだろう、、、
目黒蓮
あいつら、大丈夫かな、、、
この心配が、現実となる日が迫っていることを、僕たちは知らない。

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