第5話

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2023/01/16 12:00 更新
チーノ
おはよう
玄関から出ると、扉の前でチーノが待っていた。
ショッピ
w、どしたんや、チーノ家の方向ちゃうやろ
俺は正直びっくりした。
まさかチーノが家にまで来るとは思わなかった。
チーノ
いや、昨日電話した時様子おかしかったから心配なってん。僕の勘違いやったらちょっと恥ずかしいけどなw
ショッピ
なんや今日なんか優しいなwなんか狙っとる?w
俺は平静を装いそう言ったが、久しぶりにチーノの顔を見て安心してしまい、

緩んでいた涙腺がついに崩壊してしまった。

急に泣き出した俺を見たチーノは慌てて俺に駆け寄り、
チーノ
何!?どうしたんや!
と俺の背中をさすりだした。

チーノいつもはこんなに優しなくいんやけどな。
なんで今日はそんなに優しいんや。
いつもなら、いつもなら「何泣いとんねんw」とか言ってからかうのに。

俺はついに涙が止まらなくなりその場に蹲った。
チーノは俺が落ち着くまで俺の背中をさすってくれた。
そして俺が事情を話し終わるまで黙って聞いてくれた。
チーノ
僕、気づけんくてごめんな…ほんとに俺なんかのせいで、ごめん
俺の話を聞いた後、チーノは悔しそうな顔でそう言った。
ショッピ
お前は何も悪くない。頼むから自分のせいとか言わんでくれ、頼むから、
俺は必死で叫んだ。

チーノにそんな顔をさせたくなかった。
本当に俺は情けない。
チーノ
ショッピ、これからは学校でも一緒に過ごそうや。一緒におった方が安全やと思う。
ショッピ
いや、一緒にいたら逆に危険なんちゃうか。俺は、チーノがまた痛い思いするのは…嫌や…。
不甲斐なくまた涙が出る。
チーノは俺の顔を見て、
そして抱きしめて優しく言った。
チーノ
大丈夫や、大丈夫。二人で支えあおう。


その日から俺たちは二人で行動するようになった。

不思議なことに、二人で行動している時はクラスメイトに表立っていじめられることは無くなった。
陰湿ないじめ(無視など)は続いたが前よりストレスを感じることが減り、俺はもっと早くからこうしていればよかったと思ったほどだ。
それになにより、前のように学校でもチーノと一緒にいることが出来て本当に嬉しかった。

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