色々あったけど、結局ゲンは僕の家に泊まることになった。姉ちゃんもオーケーくれたし。

たくさん食べてね。ゲンくん。

ありがとうユイさん。

…

(は、な、れ、ろ、や!なに姉ちゃんとワイワイ話してんだよ今日泊まることになったばっかりの奴が!初日なら姉ちゃんに敬意を持ってかしこまって話せや!)
僕はものすごくやばいガン開きにした目でゲンを睨みつけた。

君の弟は結構面白いね。

そうね〜。でも、ケイは面白いだけじゃないのよ。

!!!

昔から私に執着はしまくっているの。姉ちゃん姉ちゃんってね。でもね、この子はとても強い子なのよ。私が誘拐されそうになったときにね、この子は「僕を誘拐しろ!」って、私を守ろうとしてくれたの。まあその時は、近くにいた人が通報してくれたから助かったのだけど。

でも、いくら喧嘩が弱くても、心は勇敢で、強くて、とても優しい子よ。だから、私が支えないとって思ったの。

私がご飯作ったりしてね、死んだ両親のかわりに、私がケイを育てようって思えたの。だからケイ、改まっちゃったけど…

いつも私を守ろうとしてくれてありがとう。そしてこれからも、私が貴方を立派な大人にするからね。

…姉ぢゃん…!
僕はボロ泣きだった。そりゃそうだろ!姉ちゃんが天使なんだぞ!

姉ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!

こらこら大きい声出さないの。近所迷惑でしょ?
僕は大声で泣いた。そりゃそうだろ!姉ちゃんが優しいし可憐だし天使なんだぞ!

素敵な姉弟愛ねえ…。

…
次の日━
僕は普通に学校にいく。ゲンは家でゴロゴロしてて、姉ちゃんは相変わらず可憐だ。

行ってきます!姉ちゃん!

いってらっしゃ〜い。

姉ちゃんを頼むぞ!

わかってるよー。
僕は家を出て、普通に登校していた。そして次の瞬間━

どいテぇ!

ええ!?
急に女の子が爆速で走ってきた。いや、滑ってきた。

滑るような地面じゃねェェェェェェ!!

止めテェェェェェェェェ!!!!
二人はぶつかった。あのベタなラブコメの曲がり角のように。

うわぁっ!

OUCH!

いてて…。
起き上がると、女の子も起き上がった。よく見るとかなり可愛い。

(なんだこの子…可愛いな。日本人じゃなさそうだな。)

(…?うちの制服?)
僕は咄嗟学校に行こうとしてたその子を呼び止めた。

あの!

?

あのー…うちの生徒なのに見慣れない顔ですね。転校生とかですか?

ハイ!私Americanから来ましタ!柚月・F・グライシスという者デス!

グライシス…ってあの有名な貴族の!?

YES!私最近Japanに来まシタ!それで今、学校に行くところデシタ!ですが道がわからず…bananaの皮を踏んで滑りマシテ…。それで貴方が止めてくれたから、助かりマシタ!

だから滑ってたのか…。

あ、道わからないなら案内するけど。一応僕も同じ学校だし。

thank you very much!
東京の藍染高等学校。偏差値61、人気な学校である。

ここだよ。クラス分かるか?

わかりマス!確か…2-4デス!

僕のクラス!?

YES!
なあ、あの子可愛くねえか?
めちゃくちゃ可愛いじゃねえか!
生徒たちは柚月が可愛すぎてそわそわしていた。

(いや目立ちすぎだろこの子!まあ可愛いしな…。…あれ?)
この子って━
転校生を紹介する。
柚月・F・グライシスさんだ。みんな、仲良くするように。
柚月はお嬢様お辞儀をした。

柚月・F・グライシスデス!Nice to meet you!
可愛いなぁ…。
外国人とのダブルか…いいな、人間離れした可憐さ…!
言い方きめえよお前。

…
席は…真島の隣な。

えぇ!?
柚月はケイの隣の席に座った。

Helloケイ。

は、ハロー…。

(なんでこの子が隣にぃ…!)

ふふっ。

ってことがあったんだよー…。
学校終わり、ケイの家。

へぇ〜。どんな子?

話通り可愛い子だよ。あ…

どしたの?

いや…

こんど家に遊びにいっていいですか?
耳打ちで話しかけてきた。

はぁ!?

…どうしよ…。

招きなよ、うちに。

えお前…超能力者_エスパー_?

いやいや〜そんなことないよ〜。

でも気になるな〜。その可愛い子_へんなこ_。

可愛い子_へんなこ_…?

うーん…これ言っちゃったら面白くないなぁ…。

いやいやなんだよ。

記憶共有…君と僕は記憶を共有しているんだ。

は、そんなの知らなかったんですけど…。

だから、君が話さなくてもわかるよ。いろいろね。

えー……。

会いたいなぁその子。連れてきてよぉ。

お前なぁ…。

(…ま、家案内してやるか…。)
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編集部コメント
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