岸side
ただ今は昼休み
いつもはクラスメートと体育館でバスケをするけど
弁当食い過ぎて今走ると横腹痛そうだからやーめた
廊下を走っていく生徒とすれ違うと見てるだけで腹が痛くなる
岸
「 ふんっ、 」
図書館に入り、本棚へ手を伸ばす
岸
「 なんでこんな高いとこにあんだよ… 」
いっつもこうだ
俺が惹かれた本は決まって上の棚に置いてある
まぁ俺がいつも上の棚を見上げてるからだと思うけど(
紫耀
「 はい。これ 」
紫耀
「 もう身長止まったんじゃないの 」
岸
「 は、?!/ うるさい、 」
紫耀
「 わー怖い笑 」
岸
「 今日海人は、?」
紫耀
「 さぁ?知らない 」
紫耀
「 美術室で絵でも描いてるんじゃね 」
岸
「 ふーん、 」
紫耀
「 ねぇ岸くん 」
岸
「 ん、? 」
紫耀
「 俺の好きな人海人っていうの、あれ、嘘だから 」
岸
「 やっぱり? 」
紫耀
「 え、やっぱり? 」
岸
「 こないだ海人が紫耀の好きな人判明したって言ってきて… 」
紫耀
「 あの野郎まじで… 」
岸
「 …え、じゃあ、紫耀の好きな人って、 」
紫耀
「 そうだよ、岸くん 」
紫耀
「 俺、岸くんが好きなんだ 」
顔が少しずつ熱くなっていくのが自分でもわかる
今俺絶対耳赤いじゃん…/
紫耀
「 だから、俺と付き合ってくれませんか 」
岸
「 、はい/ お願いします、 」
紫耀
「 ほんと、? 」
岸
「 うん、笑 俺も紫耀のこと好きだよ 」
岸
「 ずっと、好きだった/ 」
紫耀
「 ねぇ岸くん 」
岸
「 ん、? 」
チュッ
温かくて柔らかいものが唇に優しく当たった
岸
「 、?!// 」
紫耀
「 どう?少女漫画みたいでしょ? 」
そう言っていたずらに笑う紫耀はずるい
岸
「 べ、べつに、/ 」
紫耀
「 照れてんの?笑 」
岸
「 照れてねぇ、/ 」
紫耀
「 じゃあもっかいする? 」
岸
「 それはいい、!// 」
少女漫画みたいな甘酸っぱい経験をした人なんて
そう多くはないだろうけど
“ 好きな人がいる ”
ただそれだけのことで毎日が楽しくなる
甘酸っぱい気持ちになれる
恋愛はそういう気持ちを経験させてくれるものなのかもしれない
おまけ
(一方2人のやり取りをこっそり見ていた海人は…)
ってゆうか!
2人が話せるようにしてあげたの絶対俺だから!
まぁまぁ、2人がくっついてくれて
一件落着かな、笑
さてと、
俺はいつも通り、片想い続けよっと_______
end.
「 無責任恋愛 」 完結しました!
一応〝 僕の好きな人 〟をイメージして書いてみました笑
海ちゃん不憫だけど、
最近こういう系にハマってるのでお許しを🙇🏻♀️(?)












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。