俺は廊下にいるいるまの手を掴み、引き止める。
ということは、残ったのはいるまとないこさんだったのか。
いるまはくるりと背を向け、足早に去っていった。
部屋は、前回と同じ造りの部屋だった。
もう、嫌だな。
…あ、今回の役職は、村人がいないんだ。
机の上に貼られている、役職一覧を見る。
裏には自分の役職が書いているらしい。
役職一覧には、
『◉役職一覧&説明 ※×2は人数を表す。
人狼陣営
・大狼…人狼のボス的存在。普通の人狼とは違い、占い師に占われると白判定になる。しかし、賢者に占われると「大狼」と判定される。
・人狼…普通の人狼。占い・霊媒判定は黒。
・人狼の子ども…自身が吊られた夜、襲撃を2回に増やせる。
・サイコ…自身に能力が使われたとき、自身に能力を使った人を殺す。
(例占い師がサイコを占う→サイコが殺すことができる
人狼がサイコを襲撃する→サイコが殺すことができる。
・狂人×2人…人狼を助ける人。占い・霊媒判定は白。
人狼陣営:6人
市民陣営
・占い師×2…毎夜、1人を占うことができる。妖狐を占うと「呪殺」が発動し、妖狐を殺すことができる。
・霊媒師…毎夜、吊られた人を霊媒することができる。
・騎士…毎夜、1人を守ることができる。
・パン屋…生きていると、毎朝「美味しいパンが焼けました♪」という放送が鳴る。
・賢者…占い師の上位互換。占った人の役職がわかる。妖狐を占うと「呪殺」が発動し、妖狐を殺すことがで きる。
・赤ずきん…吊られたり、襲撃されると「仮死状態」となり、襲撃した人狼or人狼が死ぬと復活する。
・人狼キラー…襲撃されたとき、人狼を道連れにすることができる。
・暗殺者…1度だけ、人を殺すことができる。
・新聞配達…死因がわかる。(人狼による襲撃、サイコによる襲撃)
・奴隷…貴族の身代わり。貴族が襲撃されたとき、奴隷が身代わりになる。貴族が誰かわかる。
・貴族…襲撃されたとき、奴隷が死ぬ。奴隷が誰かわからない。
・猫又…襲撃されたときや吊られたとき、誰かを道連れにできる。
・狼憑き…市民。しかし占い判定は黒。霊媒判定は白。
市民陣営:14人
第三陣営
・恋人×2…2人で生き残らなければいけない。片方が死ぬと後追い自殺をする。
※なお、この場合は1組とする。
・妖狐…襲撃されても死なない。しかし、占われると「呪殺」が発動し死ぬ。
第三陣営:3人』
面白いなぁ、と思いつつ紙を裏返す。
俺の役職は……____。














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。