第3話

第一幕 「 搬鳥 」 [ 1 - 1]
19
2024/06/14 23:42 更新









アカイロ side



紅伊呂 葵
はぁ...?
???
だぁーかぁーらッ!取らせてよぉ!
紅伊呂 葵
いや、そもそも貴方誰ですか!
紅伊呂 葵
ふこうじるし  とか意味不明なんですけど!?
駅のホーム で約20分、私達は口論していた。

一時期警官が来そうになったが、相手がはぐらかしてくれたお陰で今は無事に口論している(?)。

???
あ。
???
そういや名乗ってなかったね。
そう言って急に冷静になった。

感情がユラユラしてんね。ほんとに。
???
オレは アカツキ アオイ 。
紅伊呂 葵
アカツキ...アオイ?
???
そ。
曉 碧
アカツキ   アオイ...。
曉 碧
それが オレの名前。
アオイと名乗った男性は、ポケットからメモ帳と万年筆を取り出して名前を書いて私に見せた。

「 曉 」

最初、私は読めなかった。
私が知っている「 アカツキ 」という漢字は

「 暁 」

これ。でも彼奴はアノ漢字。
昔の字、だよね?


とても珍しい漢字に目を丸くさせていると、
曉 碧
君の名前は?
と質問された。

流石に答えないのは礼儀がなってないので私もメモ帳とペンを出し、名前を書きながら紹介した。
紅伊呂 葵
私は紅伊呂アカイロ。紅伊呂 アオです。
曉 碧
アオちゃんね!
曉 碧
オレと同じで漢字が「あおい」って読めるじゃん!
曉 碧
すげえ!
紅伊呂 葵
確かにそうですね
曉さんはとても無邪気に笑う。
なんだか子供みたいだ。
曉 碧
あ、オレのことはアオイって呼んでよね!
曉 碧
苗字で呼ばれるの、好きじゃないからさ。
紅伊呂 葵
分かり...ました。


...少し和解出来たかもしれない。

嬉しい気持ちに浸っていると、



《 まもなくー 、 まもなくー 、 3番駅ホームに 、 電車が参ります 、 危険ですので 、 黄色い線まで 、 お下がりください 、 尚 、 駆け込み乗車は 、 ご遠慮下さい 》



そうゆうアナウンスが聞こえた。

まずい、会社に遅刻してしまう!!
曉 碧
え!?ちょっ、待って__!!
曉さんの声は無視して電車に乗り込む。

《 〇〇時〇〇分発 、 〇〇行き 、 電車が発車します 。 ご注意下さい 》

特徴的な電子音と共にドアはしまり、電車は動き出した。
よかった、間に合った...。
上司にこれ以上怒られるのはもう懲り懲りだ。

何とか椅子が空いてるところに座り、外を見る。
寝坊してるもんだから尚更眠い。電車の心地よい振動にゆっくりと瞼をおろす。
そこで私の意識は無くなった。

最後に見たのは、紅色に妖しく光って見えた赤い鳥だった。



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皆様、こんにちは。
作者のルーナです。此の度は「ブルーバード」をご覧下さり有難う御座います!
ただの思いつきで書いたこの作品ですが、どうでしょう?面白いでしょうか?
私としてはもう、物語の終点は考えているんですが、まだ終わる気配はしません笑
しっかりと伏線をはったり、回収したり、時にはギャグ、ミステリーを入れられたらなと考えています。
次回からは┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈この線から先はちょっとした小ネタを入れてきます。

今後とも是非、「ブルーバード」をよろしくお願いします!!
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