そんなこんなで例の明後日になった。
いつもより1時間くらい早く起きてしまった
正直言ってあまり眠れていない…
アイツ…アイツのせいだ……………
優秀な俺の頭脳はあの夜言われた情報を切り捨てたらしい。
ほぼ覚えていない。
そう言って俺はもう一度忘れる事にした。
学校にて……
ガラガラガラ……
クラス「お、黒羽おはよう!」
クラス「今日はやけに早いな?」
本当に今日は早かったのだろう。
いつものメンツが誰1人として居ない。
先に来ていたクラスメートに挨拶をし終わった直後に扉が開いた。
クラス「白馬!」
いつも先に居るからな……
たまにはいいか…新鮮で……
……多分二度とやらねぇけど。
それからしばらくいつもの様な騒がしくも楽しい朝が続き、朝のHRになった。
先生「え〜今日は転校生が来ています!」
クラスメートは皆ザワザワしている。
まぁ俺は誰だか知っているが、知らないフリをした方が良い。
無駄に質問されるのもめんどくさいしな…
先生「じゃあ入ってきて〜!」
クラス「ザワザワ……」
いつも以上に教室がザワザワしている。
綺麗だとか、美人だとか、可愛いだとかそんな言葉しか聞こえないけど。
先生「じゃあ席はあそこね」
ったく…嫌味な言い方しやがって……
あなたの下の名前side
その後の数学の授業にて……
コツコツと先生が黒板に文字を書く音だけが教室に響き渡っていた
が……………
先生「……授業中なのだけど…」
快斗は教室中を駆け回り、その快斗を青子がホウキを持ちながら追いかけている
先生はこの状況に慣れているのかちょっと呆れ気味だ。というか諦めてる
クラス「あ、緑谷さん、これいつもの事だから気にしなくてもいいよ。」
快斗がカウントダウンをした瞬間に紙吹雪とトランプが宙を舞った
一瞬のうちに快斗は姿を消した。
自分もマジックを使う身として分かることはたくさんある。
ま、流石プロの黒羽盗一の息子。
目線は全くぶれなかったし、怪しい行動も無かった。
だけど、快斗が元々居たところを見ていた人とは違って、他のところを見ていれば動きは読めるんだよね…
私が机の下を覗くとそこで快斗と目が合った。
私は最大にすべったと思ったが、クラスメートには好評価だったようで、おぉっと感嘆の声が聞こえた
初めての学校、案外すんなり馴染めたみたい。
see you next illusion…












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。