W国の優秀な幹部3人にある手紙が3通届いた
1通は黄緑の戦闘狂である味方最大の脅威に
1通は水色の冷静な判断が下せる狂犬に
1通は赤色の誰もが認める有能な書記長に
その手紙が彼らの運命を狂わせることになる
zm side
《僕のかわいいかわいい1211番へ
君は今W国に居るんだね。ビックリしたよ。
そこでの生活は楽しいかい?凄い充実してるらしいね。僕の国の総統様もW国の様な充実した環境を作って欲しいな。
本題に入るね。君に戻って来てほしい。また実験をしようよ。少し痛いかもしれないけど大丈夫。あの実験を乗り越えた1211番ならまた乗り越えられるから。新しい実験用具も増えたから是非1211番に試してほしいな。
良い返事を待ってるよ。僕の1211番
PS.そっちにあの有名な教授も居るんだね。会ってみたいな》
手紙を目にした瞬間、緊張のあまりに冷や汗をブワッと噴き出すと同時に、体中に激しい震えが走り抜けた。
実験、薬、痛い、苦しい、実験、苦しい、拷問、痛い、クスリ、いたい、ち、やめて、くるしいよ、やめて、やめっ、
zm「はっ、ヒュー、ヒュー、げほ、やめっ、ヒュー、い"たいのやだ、くるしいのやだ.....うぅっ.....ちゅうしゃうつのやめてっ、ほんまに、しんじゃう、っ」
あの実験の痛みを、苦しみを思い出してしまった。W国の皆のお陰で克服したトラウマを、泣き喚きながら叫んだ日々を
zm「やだ、っやだ!あそこに、もどりたくない、!!」
ちょっと待てよ、?PS部分に有名な教授.....?
もしかして、エーミールのことか.....?
zm「....おれがもどらなければ、えみさんがつれていかれてまう.....」
でもあの日々には戻りたくない
一体、俺はどうしたらいい.......?
kn side
《国王病二倒レル。国二帰省シロ。サモナクバオ前ノ大切ナ人ヲ殺ス》
送られてきた手紙は質素で、簡易で分かりやすい手紙だった。分かりたくも無い内容だった
kn「...........」
無言で手紙に冷たい視線を送る。文面の最後の方、"大切な人"の部分
俺にとっての大切な人は全員。だが故郷が同じだったこともあり後輩が1番大切。気怠けで、面倒くさそうな雰囲気を纏わせているが戦闘面はピカイチで味方最大の脅威と言われるゾムとツーマンセルで組めるくらいには強い。それは俺も認めている
国に戻らなければ、彼奴が殺されることを考えてしまう。何せ彼処はクズをさらに凝縮して人間のクズの部分をだけを上手く切り取って潰してさらに凝縮した様なクズな国だからそれくらい当たり前にするだろう
kn「........チッ、クソが」
彼奴が殺されるくらいなら、俺が戻った方が効率的にええ。俺よりもショッピの方が断然優れているし、貢献度的にも信頼的にも俺より上回っているから
でもあのクソな国の王になるのは嫌だ。どうせお飾りとして戻って来いという意味が殆どだろうから。実権は幹部や大臣共が握っていると聞いた事がある
戻らないとショッピが殺されてしまうのに......。それでも、戻りたくないと思うのはここに情があるのか、居心地が良いのか、それとも....、ここが大好きだからか
それは分からないが、戻りたくないという気持ちをグッと抑えて戻る決意を固める
戻るとしたら1週間後、丁度任務が無い日。そこが良い
その日に向けて自室にある私物をまとめる。ある程度片付けたら残っている書類でも片付けようか
珍しく机に向かい、書類を黙々と進めた
tn side
《国に戻らなければそこの国と戦争。戻れ》
簡易的な内容。それは俺への呼び出し。あの屑みたいな国に戻れと。
俺は祖国の上からの言うことを聞かず、グルッペンに着いて行った。きっと承認したのは、俺がスパイとして送り込んだと思っているから。だから泳がされた。
でもそろそろ潮時みたいやな。手紙が来てしまった。戻らなければ、戦争を仕掛けられてしまう...。この国の安泰を望むなら、俺が帰るべきなのは明白。
なのに、国に帰りたくない。ずーっとこの国で、粛清して、阿呆みたいに生活して、馬鹿みたいに騒いで、.......グルッペンの、隣に立っていたかった
嗚呼、嫌やなぁ....。帰りたくないなぁ....。でもなぁ.........
腹を括って、覚悟を決めて、...
俺は____
そしてある当日、3人は帰ろうとした。実験施設へ、国へ、軍へ
たが、それが...
教授:見てください!キャンプファイヤーして来ました!【建物が燃えている写真。その目の前でマシュマロを焼いている。】
煽り猫:K国でクーデター起こしてきました✌️
めんつゆ:今からS国で裁判起こしてくる!!
zm:は?
kn:あ?
tn:はぁ???????
崩されることを知る












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!