私がボーっと空を眺めていると…
ジ~…
……ん〜?あら!貴方はたしか、、七松小平太君!どうしたの?
いや!ただ朱音のことを知りたくて観察していたんだ!
あらまぁ、そうだったの!
因みに!
俺たちもいますよ!
まぁ!そうだったの!
ごめんなさいね、私ったらボーっとしてて、
いや、別に良いんだ。
…そうだ!私の事を知りたいんだったら、一緒にお話しましょう?
え、良いのかい?
えぇ、全然平気よ!
さぁ、こっちにおいで?
…何だか、子供扱いしていないか?
え?そうかしら?
あ、もしかして嫌だった?
…いや、別にそういう訳ではない。大丈夫だ。
そう?なら良かった。
……じゃぁ、さっそく質問しても宜しいですか?
えぇ!もちろんよ!
じゃぁ私から!
趣味は何だ?
趣味ねぇ…私は、元の時代で華道や薬の調合をしていたから、華道と薬の調合かしらね?
へぇ〜、薬の調合できるんだね!
あ!じゃあ今度は僕!
え〜っと、大正時代の風景はどんな感じなの?
ん〜…ざっくり言うと、列車っていう乗り物があったり、都会の方に行くと、そこの街全体が夜でも灯りに包まれていたわ。
…文明も進化しているのですね。
えぇ、そうね。
じゃあ、次は私が…
どうぞ〜
……元の世界で、好いていた人はいましたか?
好いていた人……
お、おい仙蔵!なんてこと聞いてるんだよ!
別に、聞きたかっかことだからだ。
ん〜………好いていた人ねぇ〜、、、
居なかったわ。
え、何か……意外な気がする。
え〜?そうかしらね?
確かに、付き合っていなくても好いていた人いそうだったのに。
……私は鬼狩り一筋だったからねぇ〜。
恋人なんて、考えた事もなかったわ。
…じゃあもう一つ、もしも恋人を作るならどんな奴が良いんだ?
え?…ん〜、、
大前提で、優しくて私を大切にしてくれる人かしらねぇ。
成る程〜……
因みに、対象年齢とかある?
ん〜…特に無いわ。
さっきの二つが有れば、年上でも年下でも良いわ。
そっか〜
なら、私達もその対象になる可能性があるかも知れないな!
え?
お、おい小平太!
お前なんつー事聞いてるんだよ!
フフッ、大丈夫よそんなに小平太君を責めないであげて?
え、良いんですか?
えぇ、だって本当にそうなる可能性があるかも知れないもの。
全員『えっ…』
ちょっと待って!
それってどういう?///
さぁね〜!ニコッ
(さぁて、どう来るかしら?あの子達。)
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