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第5話

六年生との雑談
56
2024/01/27 07:14
私がボーっと空を眺めていると…
小平太
ジ~…
八代朱音
……ん〜?あら!貴方はたしか、、七松小平太君!どうしたの?
小平太
いや!ただ朱音のことを知りたくて観察していたんだ!
八代朱音
あらまぁ、そうだったの!
伊作
因みに!
留三郎
俺たちもいますよ!
八代朱音
まぁ!そうだったの!
ごめんなさいね、私ったらボーっとしてて、
文治郎
いや、別に良いんだ。
八代朱音
…そうだ!私の事を知りたいんだったら、一緒にお話しましょう?
伊作
え、良いのかい?
八代朱音
えぇ、全然平気よ!
さぁ、こっちにおいで?
仙蔵
…何だか、子供扱いしていないか?
八代朱音
え?そうかしら?
あ、もしかして嫌だった?
仙蔵
…いや、別にそういう訳ではない。大丈夫だ。
八代朱音
そう?なら良かった。
長次
……じゃぁ、さっそく質問しても宜しいですか?
八代朱音
えぇ!もちろんよ!
小平太
じゃぁ私から!
趣味は何だ?
八代朱音
趣味ねぇ…私は、元の時代で華道や薬の調合をしていたから、華道と薬の調合かしらね?
伊作
へぇ〜、薬の調合できるんだね!
あ!じゃあ今度は僕!
伊作
え〜っと、大正時代の風景はどんな感じなの?
八代朱音
ん〜…ざっくり言うと、列車っていう乗り物があったり、都会の方に行くと、そこの街全体が夜でも灯りに包まれていたわ。
長次
…文明も進化しているのですね。
八代朱音
えぇ、そうね。
仙蔵
じゃあ、次は私が…
八代朱音
どうぞ〜
仙蔵
……元の世界で、好いていた人はいましたか?
八代朱音
好いていた人……
文治郎
お、おい仙蔵!なんてこと聞いてるんだよ!
仙蔵
別に、聞きたかっかことだからだ。
八代朱音
ん〜………好いていた人ねぇ〜、、、
居なかったわ。
伊作
え、何か……意外な気がする。
八代朱音
え〜?そうかしらね?
留三郎
確かに、付き合っていなくても好いていた人いそうだったのに。
八代朱音
……私は鬼狩り一筋だったからねぇ〜。
恋人なんて、考えた事もなかったわ。
仙蔵
…じゃあもう一つ、もしも恋人を作るならどんな奴が良いんだ?
八代朱音
え?…ん〜、、
大前提で、優しくて私を大切にしてくれる人かしらねぇ。
伊作
成る程〜……
因みに、対象年齢とかある?
八代朱音
ん〜…特に無いわ。
さっきの二つが有れば、年上でも年下でも良いわ。
伊作
そっか〜
小平太
なら、私達もその対象になる可能性があるかも知れないな!
八代朱音
え?
留三郎
お、おい小平太!
文治郎
お前なんつー事聞いてるんだよ!
八代朱音
フフッ、大丈夫よそんなに小平太君を責めないであげて?
仙蔵
え、良いんですか?
八代朱音
えぇ、だって本当にそうなる可能性があるかも知れないもの。
全員『えっ…』
伊作
ちょっと待って!
それってどういう?///
八代朱音
さぁね〜!ニコッ
八代朱音
(さぁて、どう来るかしら?あの子達。)

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