『今日、帰るん?』
「んー、明日仕事だからねー」
『そ』
「嫌〜?」
『北斗、察するって知ってる?』
「知ってますとも」
『んじゃー、分かりますよねぇ?』
「でも、やっぱ、直接伝えるっていうのは大事だと思うよねぇ?」
『やぁだね。』
「んじゃ、ちょーどいいんで帰りますわ」
『そ』
『ねぇ、北斗んち行ってもい?』
「え?!」
「行くっていうか住んで良いよ!!!!!」
『はいはい。』
「待ってるから〜」
『激重彼氏だな〜w』
「ん?、今、激重って言った?」
「彼氏って言った?」
『あー、ごめん。嫌だったー?』
「違うけど、重くて嫌?」
『今は別に大丈夫だけど……/』
「あと、か、彼氏?」
『んあーね。……、違う?』
「俺、彼氏でいいの?」
『どーぞ…//』
「やったっ!」
「じゃー、京本も彼氏でいいよ〜」
『どうも…//』
『あー、早く帰んなさいな』
『明日、仕事、頑張りなよ』
「応援てんきゅ」
『あ、こちらこそ、ありがとな』
「うい」
『んじゃ』
「うん、また」
「待って、ギューしてい?」
『え?』
「したら、帰るしさ!」
「ね?」
ギュ
『あなた、言う前にしてるじゃないw』
「ふふ」
「んじゃ、また!!!、ありがとう!」
『うん、気をつけてね〜』












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!