前の話
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はじめまして、
家主の、藺離繹 と、申します。
いりぬ
こちらには、9人の王子様と、たった一人のお姫様の物語、
こちらは、…それを、現実世界で叶えるお店です。
今から皆さんには、その世界へ行っていただきます。
ただし…注意事項です。
一度出ると、二度と戻れません。
キュン死しては、いけません。
…叫ばないでください、(
……以上……
どうぞ、夢の世界へ…
行ってらっしゃい、お姫様…
後悔は…しないでくださいね…?
何があるのか…わからないですから、(悪笑
…お姉ちゃんのパクりました(((
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!