第3話

最初の悲劇
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2024/04/28 06:24 更新
初めて手首を切った日から5日たった。
あれから癖になってしまって毎日のように切り続けている。
でも…なんか足りない。
初めは何となくそう思っていたが、最近は、もっと痛みが欲しい、苦しみたいと思うようになってしまった。別に何か辛い事があるわけじゃない。
死にたいとか、そういうのでもない。
けど、自傷が辞められない。
他に何かないのかなって思って調べると、OD(薬物乱用)とか、その他にもいっぱいあった。
でも薬無いしなー。
引き出しをあさりながらふと思い出して母の寝室に向かう。
母さんが睡眠薬を持ってるはず。
テキトーに引き出しを開けると変な色した薬があった。
成分を見る限り、どうやらこれらしい。
「…え、不味そう。」
青色の錠剤を少し躊躇いながら流し込む。
口の中で少し溶け出したのが凄く不味くて、吐きそうになりながら飲み込む。
軽く10くらいは飲んだあと、少し待ってみたが全く眠くない。
そんなもんか、と思ってしばらく朱雨と電話していたが、途中でばかみたいな眠気に襲われ、心配の声も聞こえないくらいに頭痛がして、そのまま殆ど気絶するように眠ってしまった。

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