これはBTSの個人活動が始まる少し前のお話
少し疲れた
BTSの長男としてずっと走り続け弟たちを守ってきた
ダンスはできないし歌だって得意じゃない
時にはARMYの期待にプレッシャーを感じ...た
少し寝たい 休みたい ゲームをしたい
ため息も増えた
上手く笑えない
彼女だ
僕の癒しで勇気をくれる
今の僕にはメンバーよりARMYより欲しい
素直になれない
特には何もしていない
曲を作り撮影しご飯食べて寝るだけだ
彼女は言った
涙が出た
休むことは色々な人に言われた
1日でも1週間でもって
でも沢山休めば
と言ってくれた
僕にはこの言葉が必要だったんだ
彼女に抱きつく
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。