長篇書くの疲れてきたので息抜きに日常回です.万事屋のソファに其々
私と沖田さん、万事屋一行が向き合って座っている.
コアラの子供の様に私から離れない沖田さんに
神楽ちゃんが声を荒らげる.
其れも幕府のお偉いさん方が集まる会で、と続ける.
大きな舌打ちと共に怒りに染まった声で話す沖田さん.
部屋の空気が冷たくなった.
何かしらの反応を示しそうな新八君でさえ
静かに顔を伏せている.
そうだよね、
私のセクハラ被害の話なんてつまんないよね.
沖田さんも土方さんも瞳孔が凄い開いてて
あの視線で人殺せるもん.
近藤さんが一番怒ってたけど.
酢昆布を食べ終えた神楽ちゃんは傘を手に立ち上がる.
おやまぁ、うちの子は何時の間に
こんな物騒になったのやら.
新八君はお通ちゃん親衛隊の隊服着てるし.
ねぇ止める人居ない!!
止めろ!!
唯の国家転覆だ!!
ぴんぽ〜んお客様か、坂田さん達の知り合いかは分からないが
武器の手入れを始めた彼等は話を聴かない.
奥から聞こえる沖田さんの声に、
土方さんは状況を飲み込む様に煙草を深く吸う.
土方さんは煙を吐くと、
私が沖田さんに連れ回されている事を察したのか
眉間の皺を普段よりも一層深くさせる.
違う違う、そうじゃ、そうじゃな〜い.
土方さんは止めてくださると思ったのに!!
私結構頑張ったと思うんだけど.
真選組と幕府の仲を取り持つ為に
口八丁手八丁を器用貧乏に駆使したと思うんだけど.
其れをぶち壊されそうになってる.
巫山戯るのは整った顔面だけにしろよ((
お菓子あげるから、と
場を如何にか終息に持ち込み万事屋を出た.
私が作った蕎麦をべた褒めする幾松さん.
何故此の人はさも当たり前の様に
私の隣で私の蕎麦を食べている??
ストーカーに家教えねぇよ.
誰目線だよ.
其の口調フィッシュ・アイで脳内再生される、止めろ.
幾松さんが桂さんの顔面に皿を投げ付けた.
ぴろん、と小さな着信音に携帯を開くと、
メールが一通来ていた.
『あなたの初めの2文字(銀時→銀)たす、最近会えなくて寂しいお|・ω・`)』
『のぶたすはあなたの初めの2文字(銀時→銀)たすに会えなくて
仕事してくれないお』
『P.S 休みが合う日はメールしてネ』
『ドーナツ買って待ってるお(っ ॑꒳ ॑c)』
1人で何喋ってんの.
今日は休みで会える事を送る.
今度は電話の着信音が鳴り、直ぐに電話に出る.
電話の向こうからは、佐々木さんの落ち着いた声と
他の人間の叫び声、刀の鍔迫り合いの音が聞こえる.
死と隣り合わせの状況で電話して来る?!











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。