第12話

10話
47
2026/03/04 21:16 更新


炭治郎は、ぼろぼろになって帰ってきた。

ぼろぼろ...というわけでもないか...


あなた
え、大丈夫か?
竈門炭治郎
あぁ...平気だ...



絶対平気じゃねえ



これは隊律違反にならないのか?
竈門炭治郎
1歳差で柱のあなたはすごいな。
竈門炭治郎
まあ...年下の柱も居るみたいだけど...
あなた
時透様のほうが凄いよ。2ヶ月で柱だもん。私よりも全然凄い...剣術の才能があるんだね。


いつの間にかでてきてた禰豆子を撫でながら答える。
あなた
柱って凄いけどさー...兄様みたいにすっごい大怪我するかもじゃん。
竈門炭治郎
あなたには柱のお兄さんが居るのか?




あなた
あったことあるでしょ?こないだも...
竈門炭治郎
え?
あなた
?音柱
遊郭のときにあったでしょ、と炭治郎に畳み掛ける。
竈門炭治郎
たしかに似てるな!
竈門炭治郎
でも...匂いがあまりしない...
あなた
...一緒に居た時間が...あまりにも短いから...


きっと...一緒にいるから、同じ時間を多く過ごしているから同じ匂いがするんだよ。




でもさ、長い間離れてた私達はさ、匂いも考えも違うんだろうね。




私は鼻はあまり良くないから...匂いの違いとかわからないけどね...






禰豆子や炭治郎は...鬼だったとしても...本当の兄弟だから良いよね...
あなた
わるい、少し外に行ってくるよ…


兄様はもう鬼殺隊にはいない。



私は響柱だ。





兄様がどうだなんて言ってられない。


でもさ...再会日のアレはキツかったなあ
あなた
うわっ...
不死川玄弥
あ゙?



下を向いて小走りで廊下を進んでいると、硬い何かにぶつかった。
ついてないなあ...
不死川玄弥
お前...さっきの...、


ぶつかったのは蜜璃ちゃんの挨拶を無視してたやつ。


不死川さんの御兄弟(予想)だっけ…?



兄弟って聞いたら...
不死川玄弥
えっ泣いてる?え、ぇぇ...大丈夫かよ?
あなた
⋯⋯
目頭が熱くなってきた。


否、もうすでに熱かったけど...
不死川玄弥
ど、どうしたんだよ
あなた
誰あんた...
不死川玄弥
えっ、今かよ。俺は不死川玄弥、よろしくな


やっぱり不死川家の血筋だった。
あなた
風柱様んとこの?
不死川玄弥
兄貴のこと知ってんのか?
あなた
柱合会議とかで...
あなた
傷だらけの人だよな?
不死川玄弥
おう。...その、元気してたか?兄貴...
あなた
毎回同じ感じだし...多分。
不死川玄弥
そうか...




なんかすごく悲しそう?切なそう?な雰囲気...


何かあるのだろうか...兄妹で...



おんなじじゃん...
あなた
話...聞いてもいいか?
不死川玄弥
ん?おう、いいのか?
あなた
私が聞きたいから...
不死川玄弥
そうか。


兄弟って難しいな



つくづくそう感じるよ。

プリ小説オーディオドラマ