第15話

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2025/05/06 18:25 更新
クリスマス。目を覚まし顔を洗い髪を整えて下に降りた。
あなた
冬は嫌い
そう呟き暖炉の前に座り火を見つめた
ハリーポッター
あなた!何かプレゼントはある?
あなた
プレゼント?
そうだ、プレゼント。
あなた
さぁ?知らない。多分無い
ロン
ハリーですらあるんだぜ?あなたも有るだろ?
あなた
失礼なやつね
そう言うとロンはプレゼントの山から私の名前を頑張って探した。
ロン
ほら!あった!
あなた
私にプレゼントを贈る悪趣味な人は誰?
ロン
えっと、君の親戚より、だってよ?
あなた
私の親戚…つまりスネイプね?
立ち上がりプレゼントを受け取り包装紙をビリビリに破り中を確認した。一冊の本。しかも分厚い。
あなた
(…「アデライン家の家系」…送り付けてきたのはハレンね?…趣味が悪いわ)
ロン
中は?
ハリーポッター
分厚い本だね、
あなた
魔法薬学の本よ。どうせあの人のお下がり。本棚にしまってくる
階段を駆け上がり、すぐに部屋に駆け込みドアに鍵をかけて本を開けた。
「この秘書を紐解かんとする者よ。汝、アデラインの血を継ぐ者にあらずば、いざ扉は開かれぬ。血の証無き者よ、ここに退け。」
あなた
…こんな洒落た本、燃やしてやりてぇ…
そう思いながらもページをめくった。そもそもアデライン家は1000年の歴史があり、1代目から今の代まできっと100代以上の人がいるだろう。
次のページには1代目の当主の絵が。それからどんどん代が続き、自分の父の代の写真が。その父の写真の下には息子、娘の名前が。そこに私は、いた。
“ここに名を遺す
(名前)・レジーナ・アデライン
悪意ある毒により若くして斃れ、
アデライン家における最初の『他殺』として、深き悲しみと共に記録される。”
名前の部分に、すっと手を触れさせた。
そうすればそのページは私の絵が映し出された。私そのもので、下には全てが書いてあった。
《レジーナ・アデライン記録》

名:(名前)・レジーナ・アデライン
家系:アデライン家
初潮:12歳、星巡りの夜に
学び舎:ホグワーツ魔法魔術学校
所属寮:レイブンクロー
最初に習得せし呪文:アクシオ
命尽きし歳:17歳
死因:毒を盛られ、命を絶たる
備考:他殺により命を奪われし、家の歴史における初の悲劇なり。
その死の真相、今なお封じられ、語られることなし。
あなた
…全て、神は見ていたのね…
床にズルズル落ち、本を見下ろし涙を落とした。
ページをめくり、知らぬ顔、知らぬ名前、知らぬ素性、全て目を通した。そして、末の代。
あなた
はぁ、どうするどうする!そもそもアデライン家が千年も続くとは思わなかった…
あなた
セブルス、どうしましょう
セブルス
はぁ…こんなにも早くバレるとは…
セブルスの前に本を置いて、起きたことを全て話した。
セブルス
そもそもアデライン家は世界最古の家系だ。それ故に校長はお前がそう簡単に見つかる事は無いと思っていたんだ
あなた
で?見つかったと?
セブルス
あぁ。そもそも、なぜハレンと関わる?
あなた
知らないの。彼から絡んできたんですもの
セブルスははぁと溜息をつき私を睨みつけた
セブルス
それで?喧嘩を買ったと?
あなた
あら、私が売られた喧嘩を買わない性格だとお思いで?
セブルス
この性悪娘が…
時なにかが起きることもなくクリスマス休暇は終わった。
生徒たちがどんどん校舎に入るのを見てあなたは溜息ついた
あなた
クィレル先生も戻ったし、ハレンも戻ったし。次はどんなことが起きるのか見ものね
それからいつもの学校は大した楽しさはなかった。2度目の学校生活に特に変わったものは無いが、あなたにとってはこの静けさが愛おしくて仕方ない。
そして数日だった頃、ハリー、ハーマイオニー、ロンの3人が大量の減点を食らったのだ。1人50点、合計150点という私達が積み上げた特典は見事水の泡だがあなたは溜息ついた
あなた
点に固執する気はなかったけど…ここまで減るとさすがに危機感が…
はぁとため息をつき、大広間に向かった。髪はいつも通りハーフアップ。
いつも以上に完璧な髪型にるんるんで大広間に向かうと、いつもの3人が。しかしながらも、グリフィンドールの子達はその3人に睨みつけており、ほかの寮はくすくすと笑っている
あなた
貴方達って、規則のこと全く知らないのね
ハーマイオニーの隣に座りお皿を取り適当な物を取った
ハーマイオニー
知ってるわよ…でも…今回は…その
あなた
言い訳しても睨まれるだけよ。この4人で150点、またはそれ以上取らないと先輩に殺されるから頑張りましょ。ね?
そうあなたが説得するとハーマイオニーは頷き、ハリーロンも頷いた。
ハーマイオニー
そうだ、聞いて、ハリーが森の中でユニコーンの血を吸っている怪物を見かけたの。あなた、何か知らない?その怪物について
あなた
…ユニコーンの血は高潔で、どんな命も蘇るわ。そんなユニコーンの血を食らうのならば…んー、わかんない
いちごを食べて答えるあなたに3人はため息ついた
あなた
安心しなさい。ホグワーツは古代から安全と言われてるのよ。まぁ最近はそうとは言えないけど、大丈夫よ。貴方達の命が落とすことはないわ
ハーマイオニー
…ありがとう。
ハリーポッター
…僕、試験が怖いや
ロン
僕も
あなた
貴方達、試験で満点でもとって先生に縋って点を取り戻して
はーいと3人の声が重なった。
あなたが思うよりも、あの子たち3人は動いていて、あなたは1人なのだと心で思った。1人は慣れている。だから、どうでもよかった。自分が仲間外れにされようと、どうなろうと
それから試験を終え、あなたはクィレルの部屋へと行った
あなた
クィレル先生、いらっしゃいますか?
クィレル
は、はい
クィレルがドアを開け、私の顔を見ると顔を青ざめた
そんなクィレルを押して無理やり部屋に入った。
クィレル
何の用だ?
私を怪訝な目で見つめるクィレルに笑った
あなた
ご安心を。何もしません。先生、ご存知で?うちの寮の生徒3人がバカやらかしたこと
クィレル
えぇ。我が寮の生徒が嘲笑っていました
あなた
…んで、ハリーが言ったんです。「森でユニコーンを食らう化け物を見た」と
クィレル
なぜ私に聞く?
あなた
闇の魔法に対する防衛術の先生ならば、何かユニコーンを食らう怪物について知っているかな…と
この時の彼女は、クィレルがその怪物だということも知らないし、クィレルのターバンの中に憎きあいつがいる事なども、知らない
クィレル
知りませんね。
あなた
…そう。じゃぁ、先生。私、闇の魔法に対する防衛術で満点を取ったら加点してくれませんか?
クィレル
はい?何故?
あなた
あの子達、今すごい嫌われてるんです。10点でも5点でも構いませんので、点が欲しくて。いいですか?
クィレル
…満点の場合なら、いいでしょう
あなた
ありがとうございます。
こう呟き、席を立ち私は部屋を出た。
寮に戻り、ハレンから貰った本を掴みスリザリンの寮へと向かった
寮の扉の近くで立って誰かをまつあなた。そんな彼女に1人の監督生が声をかけた
監督生
やぁ、君はグリフィンドール生だけど、何か用かな?
声のする方を向くと、上級生の方が
あなた
ハレンさんを呼んで欲しくて、ずっと誰かを待っていたんです
監督生
ハレン…をね。要件はなんだい?
あなた
クリスマスプレゼントに本を貰ったので、そのお返し…かな?
監督生
クリスマスプレゼント?君が?
監督生なたまげた様子で私を見つめた
監督生
驚いた。ハレンからプレゼントを貰った人なんて1人も居なかったのに、君は貰えたんだね。どんな本かな?
あなた
アデライン家についての本らしいですが、私が本を開けても白紙で…
そうあなたは言い監督生に本を見せた
監督生
「アデライン家の歴代当主と全ての規則」…ふーん、ハレン君がこれを君にねぇ…わかったよ。ハレンを呼ぶから待ってて
監督生はにこりと笑いスリザリン寮へと入った。
あなた
あんなに優しいのがスリザリン寮なんて、変ね
そう呟き、数分経つとハレンが出てきた。
ハレン
君、男を訪ねに寮までわざわざ来るとか案外人思いなんだね
あなた
ふざけんな
あなたはそう言いハレンに本を投げつけた
ハレン
うわ、ってこの本、一応アデライン家で1番価値のある本なんだけど?
あなた
そもそも中を開けても白紙だし、ふざけてるの?
ハレン
白紙だったの?
あなた
えぇ
ハレンは頭を掻きながら本を見つめた
ハレン
僕の勘違いかな。そうだね、君はアデライン家じななかったようだ。
あなた
えぇ、ではさようなら。

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