第19話

賭け
217
2025/08/12 16:13 更新
いつも通りの朝、ではなく、ドリーは私の着飾りに必死だ
髪はストレートに、髪飾りのリボンをつけ、顔には軽く化粧を
あなた
どうせすぐ落とすのに…
ドリー
なりません!お嬢様が美しくいることが私の生き甲斐にございます!
セブルスももうホグワーツに向かってしまった。クィリナスもホグワーツへ。
鏡に映る私。何千年と変わらぬこの顔を、自画自賛したことは1度たりともなかった
黒い髪、白い肌、長いまつ毛、氷のように冷たい目。たしかに一般的には美しいと言われる顔だが、自分では思ったことは無い。この顔を何度も恨んだことがある
いじめを受け、この顔のことを何度言われたことか
ドリー
さぁ、これでおしまいです!お嬢様!
あなた
えぇ、ありがとう。荷物はセブルスが持って行ってくれたんでしょ?
ドリー
はい!スネイプ様が全て!
あなた
わかったわ
ドリー
では、こちらを
ドリーが渡したのは巾着袋。もつと、ずっしりとした重さ
ドリー
なにかいいものがあればこれで
巾着袋を開けると、中は金ぴかなコインが
沢山あるコインの中、適当に4枚ほど取り出しあとをドリーに渡した
あなた
お好きに使いなさい
ドリー
なりません!お嬢様!
巾着袋を返そうとしてくるドリーを押し退け鞄を持った
あなた
あなたの給料よ。
そして、向かうのは扉ではなく暖炉
あなた
じゃぁね、ドリー
粉を持ち、暖炉の中に入るとドリーは目を潤ませた
ドリー
行ってらっしゃいませ!
あなた
えぇ……ホグワーツ
服に着いたホコリを全て落とし終え、セブルスの部屋に向かった
あなた
セブルス、入るわよ
セブルス
あぁ、
部屋に入ると、すぐに荷物が見えた
あなた
ありがとう、預かってくれて
そう言うも、セブルスはこちらなど見ずに書き物をしている
あなた
…あー、そういえば新しい先生とはあったの?
セブルス
…知らん
あなた
その感じ、ハズレね?
セブルス
あぁ、お前が嫌いな部類だろう。それと、気をつけろ
あなた
何?強いひとなの?
セブルス
いや、違う意味だ
こちらに1度目を向け、ニヤリと笑うセブルスにブルりと体が震えた。
セブルスの色気とかそう言う震えではない(言っておく)
あなた
嫌な予感
セブルス
あぁ、当たるな
セブルスの部屋を出て寮に向かうあなた、制服も新調したためサイズを確認しないといけない
ロックハート
やぁ!こんにちは!お嬢さん!
後ろから声をかけられ、後ろを振り向くと、いたのは派手な服の…派手な人
あなた
あー、はい
ロックハート
ここで何を?
あなた
生徒なので。学校に生徒がいることの何が行けないのでしょう
ロックハート
1年生以外は昼に到着と聞いているが、
あなた
例外もあると言うことを忘れないでください。
ロックハート
あ、あぁそうだね!私の名前はギルデロイ・ロックハートさ!DADAの教師だよ
あなた
あぁ…あなたが
ロックハート
さぁ、これをどうぞ
ロックハートが差し出してきたのは…彼の自伝…だろうか
あまりに悪趣味だ
あなた
あぁ…ありがとうございます
ロックハート
いやいや!それにしても君はなんと美し
アルバス
あなた
あなた
…アルバス…どうしたの?
私の後ろからヌッと現れたアルバスにヒヤリとしながらも後ろを振り向き微笑むと、アルバスは少し驚いた顔をしたもののすぐ微笑んだ
アルバス
話があるんじゃ、校長室に来てくれないかのぉ?
あなた
えぇ、行くわ
ロックハート
あっ、えっと、この本をどうぞ!
あなた
結構
そう冷たく言うとへ?という顔したロックハートに少し笑いそうにながらもアルバムの背を追いかけた
アルバス
新しい家はどうかね?
あなた
ええ、広くて迷子になりそうよ
アルバス
そうか、そりゃ良かった
アルバスの3歩後ろを歩いていれば、アルバスは足を止めた
アルバス
今年の首席監督生のことについて相談なんじゃ
あなた
あぁ、そんな役職もあったわね
アルバス
君は誰がいいと思うかね?
あなた
さぁ、先輩の名前なんて覚えてないの
そういうとふむもつぶやきまた歩き出した
アルバス
今年7年生になるエリック・セイモンドという子を知っているかね?
あなた
セイモンド…あー、6年生の試験で全て優をとっていた人ね?
アルバス
あぁ、そうじゃ
あなた
…何?彼もまた問題児なの?
アルバス
いや、彼は至って普通じゃ
あなた
…じゃぁ何よ
アルバス
確認じゃよ
目を見つめそう言う校長に、あなたの眉の溝は深くなった
あなた
貴方はやっぱ秘密主義ね。で?本題はそれ?
アルバス
君の成績もほとんどO(優秀)であっただろう?君ほどの秀才がなぜ全て取らなかったのじゃ?
あなた
私が学生時代…まぁ今もだけど、死ぬ前の時の試験に比べてレベルが低いから捻りがあると思ったの。少し疑ってた
アルバス
ふむ…どう違うのじゃ?
あなた
昔は魔法の全番を習得するのが当たり前だった。でも最近は不要な魔法は習わないでしょ?昔は不要なものだけやってたから、内容も少ないし楽だったの。レベルが低い、というより少ないの
_
アルバス
やはり君は、秀才じゃな
あなた
…貴方には劣るわよ
アルバス
そうかね?
振り返りにこりと笑うアルバス
あなた
えぇ…永遠に、あなたには劣るわ。で?何か用?
アルバス
そうじゃそうじゃ、君の出生のことや事情はロックハート先生に言ってもいいかね?それとも辞めるかい?
あなた
ダメ。絶対嫌よ。
アルバス
今のところ、君の出生のことを知っているのは、セブルス、ミネルバ、フィリウス、まぁあとはクィリナスじゃのぉ…
あなた
それだけなの?
アルバス
あぁ、すぐにやめそうな人や臨時の先生には伝えておらん。古株で、強く、口が堅い者だけじゃ
あなた
…ならあなたもあいつには言ってはダメとわかるでしょ
アルバス
あぁ、ちいと聞いてみただけじゃよ
サンタの笑い声をしたままダンブルドアは足を進めた。あなたは進むことなく
あなた
何か、用事はまだある?
アルバス
…無いのぉ。
そう呟き、また歩くアルバス。
アルバスはあなたが経験してきた校長の中で1番やりずらいのだ。
子供嫌いも居れば、純血主義、目立ちたがり屋、冷徹、めんどくさがり屋。
そんな校長達の命令には幾度となく聞き入れていた
なのに、
アルバスは異質なのだ。
何も伝えず、秘密主義で、人を操るのが好きな人だ。まさにセブルス。都合よく扱われている。
あなた
……(嫌な人ね)
自分も踵を返し、自室へと向かった
懐中時計を取り出し時間を見ると、もうお昼。
それと同時に自分の手袋が目に見えた。手袋を外し手のひらを見ると、通常の色。
ほっと溜息をつきまた手袋をはめて歩き出す
あなた
今年ことはまともであって欲しいわ
あなた
はぁ、あなた達って安全な選択肢を選ばずに危険な選択肢ばかり選ぶ理由は何?
ロン
君パニックって知ってる?
その言葉にピキっと来たあなたはロンの頭をバコーンと叩いた
ロン
いって!
ハリーポッター
あなた、僕たち、殺されるかな…スネイプに
殺されるだろう。
こんな酷い惨状。誰が許す
木はボロボロ。
どうやら汽車に乗れず車でやってきたそうだ。しかも空飛ぶ。
あなた
…賭けしない?セブルスが先に心配するのは、貴方達?それとも木?それともマグル目撃者?それとも…私?
ハリーポッター
木だね。5ガリオン
ロン
マグル目撃者に5ガリオン。君のことはありえないね
あなた
…あらそう

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