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第14話

十三
135
2025/07/06 09:57 更新





























         そこからの後宮は

       特に何の事件も事故もなく

       平穏な日々が続いていた。





















        猫猫と小蘭、琳霞の仲も

        以前より深まっていた。


































      
琳霞
猫猫、それなに?

猫猫
これは貯古齢糖(チョコレート)って言うの
猫猫
琳霞にはまだ早いかな

琳霞
なにそれ……

小蘭
琳霞は私達よりも年下だもんねぇ

猫猫
小蘭もだめだよ

小蘭
何で?!
小蘭
1個だけ!!おねがい猫猫!!

猫猫
鼻血が出るからだめ





































    小蘭が猫猫に貯古齢糖(チョコレート)を強請っていたとき、





































            一瞬、

      空気が揺れたのを鼓膜で感じた。









































         







      瞬間、轟音と共に地面が揺れた。






        周囲の人々が悲鳴を上げ、

        騒ぎ立てる様子が見える。

































       後方で何かが起こったらしい。





















     



















猫猫
ッ…爆発…?!



















     轟音によって今になって痛んできた

     耳を抑えて、猫猫は辺りを見回す。
























   どうやら爆発が起こった現場は思いの外近く、


  自分達の居る場所から十歩も離れていなかった。





   







































猫猫
…ッ小蘭!琳霞!













     黒く濁った煙で前がよく見えない中、

     近くに居るはずの2人の名前を呼ぶ。


























小蘭
ッケホッ、ゴホッ、なになにっ?!

猫猫
小蘭…!









       取り敢えず小蘭は確認できた、

           琳霞は…?



















































琳霞
、ぃ゛……





猫猫
…!!!
小蘭
琳霞?!

































      先程の爆発で飛散した木の破片が

     琳霞の左脚にざっくりと刺さっていた。






































         衣服が、地面が、

      琳霞の血液で紅く染まっていく。


































猫猫
動かないで、止血しなきゃ
小蘭
琳霞っ大丈夫?!

琳霞
ッぃたい、
猫猫
ごめん、もう少しだから















      刺さった木の破片はそのままに、

      傷口の上を布で縛って止血する。













猫猫
医務室に行こう、
小蘭、琳霞に肩貸して。
小蘭
ゎ、分かった…!


























ぬぁぁ…

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