教室の扉が開いた瞬間、ウパパロンの声が響いた
教室内の生徒が一斉にウパパロンの方へ向く
まるで学園の太陽そのもの
制服のスカートをひらりとなびかせ、笑顔をばらまく様に登校してくるその姿は、学校一の陽キャと言っても過言ではなかった
クラスメイトのイケメン男子がツッコミを入れ、女子たちは笑う
ウパパロンは誰とでも仲良くなれる天才だ
彼女の言葉は軽くて、明るくて、どこか人を元気にさせる
だから、学校一の陽キャはウパパロンだった
笑い合うその声に、廊下を通る他のクラスの生徒までつられて笑顔になる
ウパパロンの周囲はいつも賑やかで温かかった。
しかし、その日からウパパロンは学校に来なくなった
1週間後
そして3人はウパパロンの家へ向かった
ピンポーン
ザッバーーーーーーーン
俺達にいきなり水がかかった
上を見るとそこには2階の窓からウパパロンがこんにちはしてた
手にはバケツ
顔は…真顔…?
それよりどうしてこんなことに…












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。