こいつ、平らげたくせにまだ居座ってやがる。
ドタドタドタドタ…
バンッッ
三途は私の方に向き直り、ギロリと睨む。
いい気味。(
もう理不尽すぎだろ。私可哀想。(
三途は食べたくないようだがマイキーは何の感情も
ない瞳でじっと三途を見つめている。
多分人の作った料理とか無理なんだろーな。
三途は険しい顔をしながらも小さく一口、スプーンを
口に運んだ。
マイキーは食わせて満足したのか無言でドサリと床
に座り込み、再び何の感情もない瞳で床の一点だけ
を見つめる。
そもそも部屋に入ってきた時点で分かりやすすぎる
くらいの呪いを纏ってきてんだ。
呪いが原因で体調不良になったりするのはよくある
ケースだし、まぁ妥当といっちゃ妥当の状態。
だいぶ重症だけど。

✓ 佐野万次郎
✓ 27歳
✓ 梵天首領













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。