第20話

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2026/01/01 12:22 更新




あなた
パチ


あなた
………


あなた
あのさ、何してるの?




佐野万次郎
……別に何も

あなた
夜寝てる女の部屋に侵入して横でガン見
してるとか普通に犯罪だからね?(

あなた
まぁ反社に言ってもだけど…

佐野万次郎
……寝ねぇの?
あなた
こっちのセリフ。なんでいるの

佐野万次郎
……なんとなく



なんとく、ねぇ…









       グゥゥ〜…






あなた
……




静かな部屋に小さいお腹の音が響き渡った。


一応言うが私じゃない。





佐野万次郎
……腹減った
佐野万次郎
たい焼き持ってない?
あなた
なわけ




好きなものとかあるんだ。( 失礼 )





佐野万次郎
……
あなた
え、なに。まさか居座ろうとしてない?
佐野万次郎
………腹減ったから動けねぇ
あなた
はぁ??



なんだコイツ。ガキかよ。



今なにか頼むのは…普通に迷惑だしやってないか。





あなた
…チッ、はぁ…甘いものが好きなの?
佐野万次郎
…まぁ、
あなた
そこで大人しく待ってて


私はダルい体を起こして電気を点ける。





そして、初めてこの部屋のキッチンに立った。




佐野万次郎
………

あなた
えっと……何があるんだ


材料は豊富に揃ってる。が、こっから何を作るか。


簡単なものが良い。

料理も得意というほどではないし。





あなた
……あ、


あれにするか。


多分簡単だし。






佐野万次郎
………







私が作っている間もずっとガン見してた。

何考えてんのかよく分かんないな。














あなた
はい、ここ座って


私が言うと…そいつは無言で立ち、無言で椅子に
座った。



すると、私が作ったものの匂いに僅かに目が見開く。




佐野万次郎
…良い匂い
佐野万次郎
なにこれ。ぜんざい?
あなた
そう
佐野万次郎
……色、こんなだったっけ
あなた
ココナッツミルクで作ったぜんざい
だから
佐野万次郎
…なにそれ
あなた
良いからはよ食べろ




そして早く立ち去れ。(



佐野万次郎
……




白髪の男…梵天ここの首領はスプーンを持って、少しだけ
すくって口に運んだ。







佐野万次郎
…美味しい
あなた
そう


感覚で作ったけど、問題ないなら良かった。







佐野万次郎
………
あなた
…なに?

佐野万次郎
…いや、なんもねぇ

あなた
……名前なんだったっけ?
佐野万次郎
…佐野万次郎。マイキーで良い
あなた
そう。…マイキー、ね…


そういえば、三途もマイキーって言ってたっけ。




佐野万次郎
ありがとう、あなたの下の名前
あなた
…ん




…マイキー、はさっきよりもほんの少しだけ表情
が柔らかくなっていた気がする。




















いよん
いよん
明けましておめでとうございます😆

いよん
いよん
帰省から帰ってきました✋🏻
いよん
いよん
またどんどん更新していきます!
あと🔦ありがとうございます💞



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