第36話

◇✡︎ 模倣 ✡︎◇
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2025/02/24 22:01 更新
side_A班:Latte、みぞれ






会議から数日。大阪、TRMCの分拠点。

Latteとみぞれの2名…もといA班は、資料室と思しき部屋でデスクに隠れ、下部の引き出しを漁っていた。

その手にはヒントとなりそうな小型の物体が複数と、紙の束が持たれていた。
















みぞれ
Latteさん、ありました?
Latte
うん、ある
Latte
ぐさおさんたちは上手くやってるかな
みぞれ
一応連絡はできるようになってますし
みぞれ
大丈夫だとは思います
Latte
おけ
Latte
取り敢えず、黒い小型のUSBが6つ
Latte
それと、紙面書類が数部あった
みぞれ
USBはエアプロジェクターサイズですね
みぞれ
リストポップメテヲさんの開発物で再生できると思います
Latte
了解
side_B班:ぐさお、八幡宮









そして同刻、B班。

こちらは博多の分拠点に来ている。

東京と大阪程では無くとも復興の兆しを見せる地だが、外には崩れたビル街が広がる。

そしてここは、その中に隠された建物のひとつだ。












ぐさお
…それにしても、こんなに人がいないことある?
八幡宮
八幡宮
複数組織を従えてる以上
誰かしらが居てもおかしくないですけど
ぐさお
ここまで警備がないとなると、
流石にどっかには隠れてるよね…
ぐさお
菓子さんの夜の帳ナイトタイムカーテン
があればよかったんだけど
八幡宮
その場に居ないと発動できませんからね…って





ガキンッッ








八幡宮
短刀…
ぐさお
方角は
八幡宮
私らから見て南東
ぐさお
把握
ぐさお
讃歌さんか舞姫まいひめ






ぐさおの詠唱で、一面に桜吹雪が舞い始める。

常人なら暗がりと桜で何も見えないが、ぐさおは『生命』の能力者だ。

視界内なら、生命反応を見つけることができる。



ぐさお
ひーふーみ…4人ですね




ヒュンヒュンッッ



風切り音を立て、1人はこちらに走ってくる。

真っ黒なローブに身を包んでいるが、その顔立ちから男性だと推測できた。


ぐさお
っと、そんなに近づいてくるとは












刹那、その手からは渦が生まれ────














????
鎌鼬かまいたち












ぐさお
…っは…?
八幡宮
レイマリ、さんの…







男の放った鋭い風の斬撃は、Sレイマリが生み出した技そのものであった。

『風』でも簡単な術ではないし、それこそ最初から存在する技ではなく能力が後天発現したレイマリの生み出した術。

外部にはれていないはずだ。
術を見せた者らは殺しているし、直接研究するにしても機会とサンプルがない。






八幡宮
…いや、さすがに
ぐさお
八幡さん!追いかけなきゃ…っ
????
俺はこれでおいとまさせてもらうよ
ぐさお
っちょ、待ちなさい!!




















ぐさお
博多B班ぐさおより通達、
『鎌鼬』使用可能な能力者と対峙
ぐさお
能力者は逃走
ぐさお
Sレイマリ、応答を求めます








Sレイマリ
『はい、こちらSレイマリ』
Sレイマリ
『先程のは本当ですか』
ぐさお
『嘘つくと思いますか?』
ぐさお
『取り敢えずレイマリさん
現在地を教えてください』
Sレイマリ
『今はアジトにいます』
ぐさお
『その場にいる人は』
ガンマス
『僕がいます』
めめんともり
『私もいます』
八幡宮
『…というか、ヒナ茶子菓子は?』
Latte
『こちらLatte、物品回収は完了』
Latte
『状況は把握した』
みぞれ
『C班は連絡来てないですね』
みぞれ
『僕連絡入れてみます』
めめんともり
『…頼み、ました』











続きます、普通に
ヨル
ヨル
やっとテスト終わったのに来週水曜日に学年末とか無理無理
ヨル
ヨル
1週間ぶりごめんね
ヨル
ヨル
とりあえず急いでたんで良き夜を。

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