此度は「蜘蛛の子のファンファーレ」をここまで読破いただき、ありがとうございんす🙇
人間、というのは創作において不思議なテーマだと思います。
春音は、旧約聖書や日本古事記などは創作というより史実だと思っておりんすが、どの古書を読んでも神話を読んでも、彼らが「人間」という形をしだしたのに、たいそうな理由を必要としてはおりんせん。
古書が創作物であるというのなら、太古の昔の、天才的な頭脳と才能をもってしても我々が生きる理由や産まれる理由は分からない。
古書が史実であるというのなら、神々にも我々がここにいる理由は深く考えていない。
たいして我々はつねに生きる理由を探しておりんすが、じつはそれ自体、「人間」というカタチにこだわり続けることに、意味はないのではないか。
担当医やユキたちは、ハルヤを人間に戻そうと必死になりました。医師はそれに怪訝な視線を注ぎ、ユキとぶつかって砕け散り、ハルヤの望みは、最後まで判明することなく臨終を迎えました。
彼らはどうすればよかったのだろう。そう考えるうちは、まだ我々もアタマが堅いのかもわかりませんね。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。