第36話

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2022/08/30 15:22 更新
深澤side
これから10日間、目黒がうちに来ることになった。

俺と照は、目黒が暗くならないようにできるだけ明るく接して、ふあんにならないように、どちらかが常に一緒にいるようにしている。
目黒蓮
すみません、ご飯も作って貰っちゃって...
深澤辰哉
いいのいいの。俺がしたくてやってるだけだから。
岩本照
ちゃんと食べろよー?
岩本照
ご飯終わったら筋トレだからな
目黒蓮
えっ...
岩本照
当たり前だろ。1ヶ月運動してないだろ?
岩本照
体力つけないとな
目黒蓮
.....はい
深澤辰哉
照〜、程々にな
岩本照
わかってるよ
深澤辰哉
じゃあそろそろ寝ようか
目黒蓮
はい
岩本照
今日はリビングに布団敷いて3人で寝るぞ
目黒蓮
わかりました
深澤辰哉
布団持ってくるから待ってて
目黒蓮
あ、俺も手伝います
深澤辰哉
いい?ありがとう






深澤辰哉
よし。じゃあ寝るか
岩本照
おう
深澤辰哉
おやすみ
岩本照
おやすみ
目黒蓮
...おやすみなさい
俺は、目黒がちゃんと寝れたか心配で何度か様子を見る。



やっぱり寝れないみたいで、起き上がると、目が合った。
深澤辰哉
目黒、やっぱり眠れない?
目黒蓮
.......はい
深澤辰哉
ココア、飲む?
目黒が小さく頷く。


俺は、隣ですやすやと眠っている照の頭を少し撫で、台所に向かった。
深澤辰哉
目黒も、おいで
そう言うと、黙って着いてくる。





深澤辰哉
はい、ココア
目黒蓮
ありがとうございます
目黒蓮
いただきます
深澤辰哉
...目黒はさ、何が不安?
目黒蓮
.....
目黒蓮
不安、というか康二がいないっていうのはわかってるんです。わかってるけど...
目黒蓮
やっぱり受け入れきれなくて、苦しいんです...
目黒蓮
ふっかさん、俺はこの先どうしたらいいんでしょうか...
深澤辰哉
...目黒のこれからは目黒が決めるものだし、目黒が歩むものだから何とも言えない。
深澤辰哉
ただ、ひとつ言えることは、お前はひとりじゃないってことかな。
深澤辰哉
俺たちはいつでも目黒の味方だから。つまづいたり、立ち止まったりした時でも、俺たちがいるから。
深澤辰哉
それだけは忘れるなよ。
目黒蓮
っ、...ありがとうございます...っ
深澤辰哉
家に帰ったら、ちゃんと康二の荷物を整理してあげること。
深澤辰哉
どうせそのままなんだろ?
目黒蓮
はい...っ。
深澤辰哉
ん。じゃあもう遅いし寝ようか。

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