第76話

本気
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2025/11/30 07:45 更新
あなた
そ、そういうこと、とは、?
動揺しながらもそう聞くが
御影玲王
……
あなた
……?、?
御影さんは無言で私を見つめるだけ



ねぇ!!何!?この気まずい時間!!

とりあえず否定しとこう……うん
そう思った私は口を開いた
あなた
なんのことだか知りませんけど、そういう意味で言ったんじゃなくて……
御影玲王
は?じゃあどういう意味だよ。俺と結婚するって意味に聞こえたんだけど
あなた
はぁ!?
私の言葉を遮って何やらほざき出したと思えば、結婚ですってぇ!?
あなた
な、何言ってるんですか!!そんな話微塵もしてません!!
そう言いながら必死に彼の胸を手で押し返すも、熱のせいで体に力が入らないのと、単純に彼の力が強いのとでビクともしない
なんなら近づいてくる


嫌!!近いって!!来ないで!!


必死に抵抗する私に、御影さんはにやっと意地悪そうに笑いながら
御影玲王
……ふーん、?俺をその気にさせたのにお預けってこと?
なんて意味のわからないことを言ってくる


う、うおぉお!!もう限界だ!!頭がパンクしそう……!!


これ以上どうするべきか分からず、頭をパンクさせていると
御影玲王
ははっ、お前動揺しすぎだろ!
御影さんがいきなり笑いだした

何を笑っているんですかね?何か面白いことでもありました?ないですよね??


少しの殺意を醸(かも)し出しながら御影さんを睨むと
御影玲王
ごめんな、反応が面白くてさ
御影玲王
……でも、言っとくけど俺は本気だから
なんて爆弾発言をしてきた
……本気、?はい?何がです??


…………


おいおい、お宅のコーポレーションに私を入れないでもらっていいですかね?
こちとらお宅の財力になるつもりはないんでね!!



と言いたいところだが、そんなことを言えばこれ以上何をされるか分からないので
あなた
……あぁ、はい、分かりました
それだけ返して思考を停止させた


そんな私を見た御影さんは、こいつ……という顔をしながらもベッドから降りてくれた
うん、ほんとに、早く降りて欲しかったよ
だってこれダブルベッドじゃないからさ?うん、シングルなの、分かる?君の家のベッドはダブルだかシングルだかわからんくらい大きいだろうけどさ、ここは戦場なんでね!生半可な気持ちでベッド選んでねぇから!!


やべ、最後の方糸師さんみたいなこと言っちゃった……
御影玲王
そんじゃ、早く風邪治せよー
私が心の中でグチグチ言っている間に、御影さんはそう言いながら部屋から出て行った
……なんか一気に静かになったな


まぁいいや、寝よう



私は再び目を閉じ、眠りについた

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