ザザザザ…
スタッ
突然、体が浮いたと思うと木の上に飛ばされていた
唯一助かった事と言えば、鐘の音で僕が落ちた音が周りに聞こえなかった事だけだ
このまま突っ立っている訳にもいけない
敵の状況を把握しなくては…
タッ
…トッ
僕の身長を優に超える木のその枝に飛んで乗っかる
それを何回か繰り返し、上まで行く
……4m位の木に登り辺りを見渡す
そうするとチラホラと人が居ることが分かる
ドーン!!!
急に鳴った爆発音に思わず驚く
そして、そっちに目を向ける……もう戦っているようだ
魔法か
まあまあな威力だが、多分本気ではないだろう
っと声を漏らし敵が近づいて来ているのに気づく
スッ…トッ
スタッ
ざっと…5人位か……1人で戦えよ
一対五なんて卑怯だと思うんだけど…
ガサガサ…
バッ
スッ…
ガシッ
ドスッ
勢い良く振った剣を躱し、そのまま掴み、腹に膝蹴りを入れる
ちなみに僕が選んだ武器は、ナイフとハンドガンだ
小さいから楽勝とでも思ったか…
甘いな
横たわっている彼を見ていると…
あとの4人が一斉に飛びかかってきた
スッ
下に潜り、攻撃を躱してから彼らの後ろに立ち、両手にナイフを持つ
タッ
ザシュッ
キラキラ…
グサッ
キラキラ…
ブスッ
キラキラ…
適性が水か、まぁ意味無いけど
ヒュン
ヒュン
サッ
サッ
躱しながらも確実に距離を詰めていく
ヒュン
サッ
ヒュン
サッ
グッ
腹に手を当てて魔力をためる
え〜と、なんだっけ普段言わないから忘れたな…
あっ思い出した!
ドッ
キラキラ…
最後は…
スパッ
キラキラ…
よし…一旦終わりかな?
にしても、本当に死ぬわけじゃないのか…
死んだ判定になるとキラキラが発生して元の場所に戻されるってことかな?
血がキラキラになって血が付かないのは嬉しいな
伸びをして、隠れるために辺りを見渡す
良さそうな茂みを見つけたので入り、息を潜める…



















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。