第6話

⦿
1,261
2025/08/02 11:23 更新





























それから数ヶ月、

私は毎晩鬼殺隊を襲って食うという

生活を繰り返していた。
















































猗窩座
    ハイペースだな ... 
すでに何人食ったんだ
あなた
    50人ぐらい?でもまだまだでしょ    

猗窩座
    鬼殺隊以外は食わないのか?    

あなた
    うん、興味無い    













私はただ復讐したいだけ

関係ない人間を殺せるほど

メンタルは鬼になっていない
























































あなた
    ていうか ....... 上弦って脳に
直接話しかけること出来るの?
猗窩座
    あぁ、なんでだ?    
























あなた
    最近よく童磨の声が
聞こえてくるんだよね
猗窩座
    またあいつか ...    
あなた
    うん、たまに堕姫も    








そう言うと、少し驚いた顔で

『 堕姫は珍しいな ... 』

と言われた。



































あなた
    なんか ... 無惨様は渡さない
みたいなことよく言われてる
猗窩座
    仲良くなったわけじゃなくて    
嫌われてるだけか










































































そんな話をしていると、

また脳に喋りかけられた。

『 あんたの好きな鬼狩りが遊郭に来てるわよ 』

という報告だった。



























あなた
    この声は ... 堕姫か    








遊郭 ....... 聞いたことあるような





























あなた
    ちょっと遊郭行ってこようかな    
猗窩座
    遊郭?なんでだ    



















あなた
    知り合いがいるかもしれないから    
猗窩座
    ....... そうか    














それだけ言って、私は花びらに乗って

遊郭へと向かった。

にしてもほんと使い勝手がいい血鬼術だ



























あなた
    君たち、乗り物にもなれるんだね   









返事が来る訳では無いのに

何かと話しかけてしまう


















































遊郭に着いた ......... が、


































あなた
    既に手遅れ ... かなぁ、   











....... 周りは瓦礫まみれ

多分戦ったあとだろう。


















































....... あ、





































炭治郎
    ...... 待ってろ伊之助!!今助けてやる!!!!    















... あの顔、どこかで見たことあるような .......

















































あなた
    ねぇ、何してんの?    
炭治郎
    ... !! ....... 鬼か!?    









一瞬で戦闘態勢に入ったが

恐らく疲労が溜まっているようで

焦点が合っていない。





















あなた
    やだなぁ、人間だよ    










夜だし騙せるだろ ...

























炭治郎
    ぁ、すみません!勘違いして ...    
あなた
    全然大丈夫    





























炭治郎
    えーと ... なんでここに、?    


あなた
    あーー ... 知り合いがいて    
無事か見に来た












確かに、一般人がこんな所にいたら

不思議に思うか ...

そんなことを考えていると

少し申し訳なさそうな顔をされた。









































やっぱり、どこか見覚えがある ...




































炭治郎
    もしかしたら、ここにはもう    
居ないかもしれません
あなた
    ......... そ、ありがと    

































なぜかこのまま一緒にいては

いけない気がして、去ろうとしたが




















































炭治郎
    あの!!!!    








呼び止められてしまった

















































炭治郎
    どこかで、会ったこと    
ありませんか?
炭治郎
    覚え出せないけど ... 
会った気がするんです!!





























































そう言われた時に、

頭がズキズキしながら

"こいつ"がボロボロになっているところが

頭の中を駆け巡った。









































????
    助けていただき
ありがとうございました!!



















....... なんなの、この記憶



































私のじゃない、私なわけが無い

こんなに親切な人が居たはずない















































































炭治郎
    あ、あの .......    
あなた
    覚えてない    





























あなた
    人違いじゃ ... ないですか    
























それだけ言って、私は走り出した。

これ以上何も思い出したくなかった





今持っておくべき記憶は

嫌いな奴と嫌いになった訳。

いい思い出なんていらない、邪魔



































































????
    本当にありがとうございました!
あなたのおかげで助かりました!!




????
    俺の名前は ___ です!!    
????
    また生きて会えたら!
継子にして欲しいです!!


????
    あなたの下の名前さん、ものすごく強いから!    










































....... 思い出しちゃった、

唯一私を認めてくれた子

素直に強いって言ってくれた子

感謝を伝えてくれた子



































なんで人間の頃に忘れちゃってたんだろう ...

こんな大切すぎる記憶





















































あなた
    ....... 名前、なんだっけ ...    








鬼の進行が進んでるからか

全然思い出せないや



























































あなた
    あーあ、   












一人でも認めてくれた子が居たのに

それ以上を求めて、その子を忘れて

やけになって鬼になって ...

結局私は何がしたかったんだろう
































あなた
    もう、引き返せないもんなぁ ...    







































プリ小説オーディオドラマ