私は突然現れたことに驚きながらも、
素早くハニから離れて誤魔化すように髪の毛を整える。
そう思って、
私はエスクプスさんに続き部屋を出ようとする。
…けど、、、
もう十分話したと思ったのに、
まだ引き止めてくるハニに流石に私もびっくりする。
すっかり衣装を着ていたことを忘れてしまっていて、
今更ハニになんて説明すれば良いのか迷っていると、
エスクプスさんがそう言って、
私の代わりに説明してくれることになった。
ー数分後ー
そう言いつつも、
実際はそこまで自信があるわけでもないし、
ほんとに私が上手くできるかも分からない。
そう言って私から目を逸らしたハニの元に
エスクプスさんがスっと近付くと、
肩を組んでコソコソとなにかを話し始める。
そうやって話す2人を不思議に思いながらも
見ていると、突然ハニが私の方へと近付いてくる。
そう言って、
ハニは私の両手を持つと真剣に見つめてくる。
そうやって言いながら
困り眉になってしまうエスクプスさんに構わず、
ハニはまた私に1歩近付くと首に何か巻いてくる。















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!