第3話

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2021/09/05 15:56 更新
ピピピピッ   ピピピピッ(アラーム)
相澤消太
相澤消太
朝か······
相澤はアラームを止めて重い体を無理やり起こす。
死柄木弔
死柄木弔
おはよう
コーヒー、入れたよ
相澤消太
相澤消太
おう
死柄木が相澤を呼びに行く。

死柄木が戻り相澤が着替え、着替え終わったらリビングへ行く。

そして死柄木が入れたコーヒーを飲みながらニュースを見る。

それが相澤のルーティンだ。
死柄木弔
死柄木弔
コーヒー豆、変えたの
どうかな
相澤消太
相澤消太
ん、美味い
死柄木弔
死柄木弔
そー
それならよかった
ヴィラン活動。

相澤は1人で行動するつもりだった。

だが死柄木に呼び止められた。

「俺たちの〖個性〗が合わさったらどれだけ素晴らしい活動が出来るだろうか」と。

相澤は仕方なく一緒にいる。

その事実を死柄木も知っている。
相澤消太
相澤消太
じゃあ行ってくる
死柄木弔
死柄木弔
うん
行ってらっしゃい
相澤消太
相澤消太
何度も言うが、指示があるまで動くなよ
死柄木弔
死柄木弔
分かってるよ
てか、遅れるよ?
7時50分。

タクシーでアジトから雄英まで約15分。

しかしアジトがバレるといけないから少し離れてからタクシーに乗る。

出勤時間は8時。

ほぼ遅刻決定だ。
相澤消太
相澤消太
クソっ
相澤は雑にドアを開ける。

走っていつもタクシーに乗る場所まで行った。
死柄木弔
死柄木弔
行っちゃった······
あ、トガ達に釘さしとかないと
相澤がタクシーを拾う。
相澤消太
相澤消太
すみません、雄英高校まで。
少しとばして貰えますか?
タクシーの運転手
タクシーの運転手
はい。わかりました。
おもむろにスマホを取り出す。

電話をかけた。

かけた先は雄英高校だ。
相澤消太
相澤消太
もしもし、相澤です。
すみません少し遅れてしまうかも知れません。
はい、はい、すみません。お願いします。
電話を切りポケットに手を入れる。

タバコを取り出す。
相澤消太
相澤消太
タバコ、吸っていいですか
タクシーの運転手
タクシーの運転手
あ、いいですよ。窓、開けますね
相澤消太
相澤消太
ありがとうございます
窓が開く。

窓から顔を出してタバコを吸う。

するとタクシーは急ブレーキをかけた。
タクシーの運転手
タクシーの運転手
すみません、この先ヴィランが出たとかなんかで進めないみたいです
運が悪い。
相澤消太
相澤消太
あ、降ります。これ、お金です。お釣り要らないんで。
雑に1万円札を置く。

勢いよくドアを開け駆け出す。

吸いかけのタバコを投げ捨てる。
相澤消太
相澤消太
走れば、マシになるか
長めのコートをヒラヒラさせながら走る。

秋の風は少し冷たい。

夏じゃなくて良かったと相澤はしみじみ思う。

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