第10話

10.寂しさ
22
2025/12/18 22:00 更新
残り短い時間毎日3人は逢いに来てくれた

最後は笑ってお別れしたい

私の中ではそれだけ考えていた
doctor
小豆沢さん体調は?
小豆沢こはね
さっきよりは、でも心臓が痛いです
doctor
やっぱり悪化してるね、
doctor
3人ともお別れは一緒にしたいのよね
白石杏
そうです
doctor
お泊まり費は取らないから3人ともここに泊まってていいわよ
東雲彰人
ほんとっすか
doctor
これがこはねちゃんの一番の思いなのよ
青柳冬弥
ありがとうございます
3人とも同じ病室で生活をしている

起きて、ねるまでの1日、

検査をする時も3人とも応援してくれる

優しい3人に出会えたことが一番嬉しかった

今日は誕生日

3人から素敵な歌を聴いて、

3人と歌を歌えたことが何よりも嬉しかった
白石杏
こはね誕生日おめでとう!!
お祝いできてよかった〜!
青柳冬弥
これ俺たちから
手紙とか聞いてない、

嬉しかった、

私が亡くなるときに持っていこうかな
白石杏
こはねとの時間も短い4人で写真撮ろうよ!!
小豆沢こはね
撮りたい撮りたい!!
東雲彰人
俺のスマホでいいか?
白石杏
ありがとう〜!
doctor
私が取りますね
青柳冬弥
ありがとうございます
小豆沢こはね
とってもいい感じだね
なんだか意識が飛んでいきそう、

もう死ぬのかな、

死ぬ時の感覚はこんな感じなのかな
doctor
小豆沢さん!
白石杏
こはね!!
小豆沢こはね
私みんなと入れてとっても嬉しかった
空から応援してるよ
白石杏
こ、こはね〜!!
青柳冬弥
こはね、こんな俺と付き合ってくれてありがとう
紅葉見に行けて良かった
叶えたいこと全て叶えてあげられなくてごめんな、
こはねのことは一生たりとも忘れはしない
小豆沢こはね
うん、ありがとう
☕side

こはねが無くなった

その日は桜が綺麗だった

彼女もあの桜のように綺麗に散っていったのだろう
青柳冬弥
こはねが亡くなっても俺は一生こはねのことを愛し続ける泣
東雲彰人
冬弥、悲しいよな泣

プリ小説オーディオドラマ