するとスマホ越しからすごい足音が聞こえてきた。
«バンッ!»
大きな音と共に現れたのは…高橋くんと石川さん·リベロの2人だった。西田さんも画面越しが騒がしいことに気になり私の隣に移動した。
山内さんからスマホを奪ったのか高橋くんが画面越しに出てきた。
もう苦笑いするしかなく画面に写っている石川さんたちを見る。
いじられてる西田さんに頭を撫でて慰める。少し驚いてたがすぐに半泣になって私に抱きついてきた。
おぉ…ヨシヨシ…ポンッポンッ
ギュ~…!
西田さん帰ったらエラいことになるな…。
ご愁傷さま…。
小野寺さんたちとのテレビ電話を切り(即)。まだ買えてない物を買いに行き,気づけば外は,夕方になっていた。
西田さんに家まで送ってもらうことになり車に乗った。
運転している西田さんと世間話にはなをさかせていると西田さんが突然,言いづらそうに口をもごもごさせた。
あまりにも突然に少し驚いた。
確かに。山本さんは,私のこと名前で呼んでたな。フレンドリーなのかと思うけど。
でも西田さんの気持ちを聞いて名前で呼ばれるの嫌じゃないのでいいよと応えた。
この日をさかえに私と西田さんは,名前で呼べるくらいの仲になった。
そして次の日。沖縄合宿の日になり,朝早くに集合することなった。集合場所に着くとそこには,小野寺さん·山本さん·高橋さんの姿があった。
ギュッ!
私が来たことに気づいた3人。山本さんに至っては,私に抱きついて来てる。
抱きつかれてる山本さんを小野寺さんに剥がしてもらった。すると後ろから包み込むように抱きしめられ振り返るとそこには,優しそうな笑みをこぼす石川さんがいた。
石川さんに後ろから抱きしめられてる状況で話している間に他の選手達も到着した。
少し離れたところでみんなが私と石川さんの様子を見ていた。























編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!