これがシャオにぃが行ってる高校か…
想像よりもきれいだった
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私は今とても悲しい
この高校には1人、私の親友がいる
けど、同じクラスではなかった
私は静かに自分の席に座った
すると、横から足音が聞こえた
「こんにちは」
「…………」
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「なぁなぁ…!シャオロンの妹って首席で入学したんだろ?!」
「すげぇよな…妹はたくさん勉強でもしてたのか…」
「絶対そうだよな、お前はどうやって入ったんだ?」
「そっか、お前でも入れるんだもんなw」
「そう考えると…この学校は意外と馬鹿だったりして…ww」
「それなら、妹さんももっといい高校受ければいいのによ」
sho side
俺らは孤児だった訳ではない
俺が中学2年であいつが1年の時、親が海外へ転勤することになった
けど、俺は来年受験だしあいつだって友達ができたばっかりやったからこの場所から動かなかった
それに、俺が家事をできるわけもなく…
だからあいつに全部任せてしまった
あいつがこの高校に入ったのもその理由だ
自分がいい高校に行くと、学費も足りなくなるし家で家事をする時間もなくなってしまうと
そう考えて俺が行った高校に来た















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。