毎日 、誰かに会う度に虐められていた僕を
唯一助けてくれたのはいえなだった
はあ好きだからーとか簡単に言えちゃうから
メロいんだよこの人 、
別に僕人に好かれるタイプじゃないし
そーゆう意味じゃないのは百も承知だけど !!!
こんなことイケメンに言われたら意識しちゃうのが
人間ってもんだよね 、はあ人間怖い
酷く裂けた僕の傷口をシャワーで洗い流してくれるいえな
水に濡れないように腕捲りをしているいえなの腕は
血管が浮き出てて物凄くかっこよかった
全然自分でも何が起きたか分かんないけど
僕いえなと付き合ったの、?!
ああもう今更になって顔真っ赤になってきたよぉ 、
いえなは何処から出してきたのかも分からないカッターで
お互いのイニシャルを僕の手首に彫った
シャワーの水が手首のイニシャルに染みて
痛いけどいえなからの愛を感じてる気がして
何故か全然嫌に感じない 、
恐る恐るいえなの手首にカッターを通してみる
下手すぎていえなに嫌われたりしないかな 、…
そうして僕らは僕らの血で赤く濁った水に囲まれて
ゆっくりと口づけをした 、














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!