第11話

10話 大嫌いなものを志すお前らへ
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2026/03/01 06:05 更新

コツ…コツ…コツ…






ブーツの足音がする





その足音は






いずれとある公園へと着く



████
████
あ、メイドのおねーちゃん!
████
どーしたのぉ?
███
███

彼女は問う



目の前の笑い者達に




「貴方達の夢はなんですか」、と




████
私は…ヒーローになりたいな!
████
僕も!!





「どうして?」




████
どうして、かぁ
████
う〜ん、ヒーローになって
████
皆に知ってもらって
████
おっきなお家におかーさんとおとーさんといたいなー!
████
僕もー!

████
どうしてそんなこと聞くのー?


███
███
…そう








「残念です」



ザシュッ



████
ッ…きゃ…!


叫ぶ間もなく首が落とされていく




████
お、おねーさん、?
████
どうしたのって、あなたさん!
████
いつもの優しいおねーちゃんじゃないよ!



まだ






まだ認めてるの
 




私をいつもの優しいのお姉さんだと




まだ認めるの?





優しいお姉さんと呼ばないで





いつものお姉さんと





呼ぶんじゃない



一刻



10秒もない間に



この公演に居た園児と、その先生、全員の首が落ちた


███
███
はぁ…
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███
…目指すものが悪いんですよ
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███
いつもの私と信じたままの貴方達が悪いんです




ヒーローを目指すなんて…







吐き気がします






さて、帰りましょう

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███
…!
███
███
っ…!!



あら
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███
面倒くさいですね…



███
███
ここを通る人が居たんですね



███
███
っ…!!


咄嗟に個性を使おうとしてることを察知


沸点に達しない程度に



なだめましょうか





███
███
まぁまぁ、落ち着きましょうよ


███
███
私からの質問に対しての
███
███
貴方の答えを聞きましょう

そういうと



_____は個性を使おうとするのを辞めた





███
███
あなたの夢は何ですか?




少し不気味に笑いながら





昔見た彼に問う






暫くの沈黙






開いた口から出た答え












___それは









███
███
を捕まえる為のヒーローになるッッッッ!


嗚呼…



いいですね、その回答



貴方が私を覚えていてその発言をしたなら100点ですね






███
███
いいです
███
███
許してあげましょう



そういって、私は公園から姿を消した










その後のニュースを







都会の街頭ビジョンで見ました






そしたら…







███
███
を捕まえる為にヒーローになる








███
███
ふふ…





いいでしょう







その時まで……待ってあげますよ














(なまえ)
あなた
嗚呼……思い出しましたよ



変わってませんね





今も昔も、この目は





そして













驚いたような、悲しいようなその表情




嗚呼……
(なまえ)
あなた
お久しぶりです
(なまえ)
あなた
轟焦凍さん





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███
思い出した紅白
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███
悲しいようなその表情
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相変わらず、ヒーローを目指してたんですか…

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███
次回
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███
『 凍りつく 』

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