前の話
一覧へ
次の話

第1話

1、再会
63
2020/01/23 01:20
三宅健
剛、おはよう!
森田剛
あぁ?おはようだ?いま、昼だぞ?
おはようの時間じゃねぇよ
三宅健
い~じゃん!別に!久しぶりにあったのに、細かいよ!そんなのしょっちゅうだろ?
ほんと、細かいんだからA型は
という、ぼくは、O型である。
森田剛
うるせぇな。
で?他のみんなは?
三宅健
あれ?いない・・・どこいったんだっけ?
森田剛
お前に聞いた俺が悪かったよ😓
そんなこんなで、ご紹介遅れました。
みなさんも知っての通り、ぼくは、V6のメンバー。
一緒にいるのはジュニアの頃からの相方といってもよい、森田剛!
僕らは剛健コンビと言われているのだ。
その頃・・・・・
ルキア
どこなのここは・・・・
ある女が見たことのない景色なのか戸惑っている。
だけど、見たことがある・・・・
彼女は・・・・
執事1
ここが地球でございます。
ルキア様
そう、ルキアさんだった。
ルキア
えっ?どういうこと?どうして地球なんかに
執事1
お兄様から伝言を預かっております。
なにやら最先端の技術で、映像のようなものが、映し出される・・・・
ルキアの兄
次の満月までに、「本当の恋」を、勉強しろ
そして、結婚でもしろ
ルキア
ちょっと!あたしまだ、結婚なんて・・・
ルキアの兄
まだ、じゃないだろ。
もう失恋から立ち直っているはずだ。
罪も償ったはずだ。
ルキア
次の恋って・・・・
レンに失恋したからもう恋愛なんてこりごりだ。
ルキアの兄
へぇ、これがあのときの地球人たちか・・・
ルキア
返しなさいよ!
イナンたちに返しに行くのよ
ルキアの兄
そういえば、1人レンに似たやつがいるな
ルキア
お兄様こそ、結婚とかどうなの?
ルキアの兄
はぁ?
ルキア
アミのこと、忘れられないのはお兄様も同じでしょ?
ルキアの兄
俺のことはいいんだ。とにかく、おまえがどの地球人と仲良くなるか観察しよう
ルキア
だから、わたしは、
ルキアの兄
ふふっ、見つけるまで帰ってくるなよ?これで、お前の力もコントロールできるだろう
ルキア
お、お兄様は、わたしの味方じゃないの
すると、目の前に、ルキアの兄が現れ・・・
ルキア
お、お兄様・・・
ルキアの兄
カイトなんてやめたらどうだ。俺はあの男が好きじゃない。
地球人と仲良くなれ
お前の真の力を生み出すきっかけになるんじゃないのか?
ルキア
ちょっと!まって!
ルキアの兄
またない!待てない
ルキアの兄は、ルキアさんにある力を加えた。
すると彼女はその力でどこかへテレポートさせられたみたいで・・・・
ルキア
真の力ってなに?
あたしは・・・
1人、佇んでいた。
と、そこへ、僕と剛が喋りながら歩いてきたわけで・・・・
彼女が、いることに気づいたのはかなり直前で・・・
三宅健
それでさー!こうなって~
森田剛
あっ!バカ!健前見ろよ!
剛がそう言ってくれたのに・・・・
ルキア
きゃあ
森田剛
うわっ!
ルキア
イタタタタ
森田剛
あっ・・・・
なぜかこけたのは剛で・・・・・
三宅健
剛、大丈夫?
ルキア
あっ・・・
そして、彼女に大丈夫と告げようとして・・・・
僕らはビックリした。
剛&健
ルキアさん?
ルキア
あっ、あの・・・・
三宅健
なんで、こんなところにいるの?
森田剛
健、おまえが呼んだのか?
三宅健
そんなわけないじゃん!
森田剛
怒んなよ
ルキア
お兄様に・・・送り込まれたの・・・
三宅健
お兄様・・・
初耳・・・ルキアさんにお兄さんがいたなんて・・・
森田剛
って、健、時間ないからいくぞ?
三宅健
あっ!ほんとだ!じゃあね!ルキアさん!
僕たちは、なにも考えず彼女に別れを告げた
ルキア
ちょっと!置いていく気?
彼女の叫びが、少し聞こえたところで、冷静になった
三宅健
あっ!
森田剛
なんだよ、健。急に止まるなよ
三宅健
ルキアさん、おいてきたらまずいよね?
森田剛
あっ・・・
剛もその事に気づいた。
その通り!彼女を、置き去りにしちゃダメだ!
えーっと、まずは、事情を、しる・・・
いや、わかってくれそうなメンバーは・・・
井ノ原快彦
えっ?ルキアさんが?
坂本&長野
えっ?なんで?
さすが、年上二人は声が揃う。
三宅健
それが、さっぱりなの。詳しいことは後で話すね。いまは、メイクしてもらってるの。エキストラしてもらうことになったから。
坂本昌行
とりあえず、事情は、あとで聞こうってさ
長野博
そうなんだ・・・・
でも、ちゃんと解放されたんだね
井ノ原快彦
ほんとだ。
説明しよう。
ルキアさんは、僕たちを、助けてくれたイナンとイオンさんを、苦しめた張本人。
無論僕たちもね・・・

イナンや、イオンさんの力を狙っていたみたいだけど、最後に彼女が流した涙に嘘が感じられなかった。


三宅健
なんで、ここに来たんだろう・・・・
そして、夜になりました
井ノ原快彦
ようこそ!V6のシェアハウスへ!
えっ?6人で一緒に住んでいるのか?
ルキア
シェアハウスって・・・なに?
長野博
共同生活する家ってことだよ
坂本昌行
男ばかりで狭い家だけど・・・
ルキア
わたし、入っていいのか?
三宅健
いいの、いいの。細かいことは気にしない!
森田剛
・・・・・・
三宅健
ねぇ、剛もなんか言ってあげてよ
森田剛
別に?なんもいうことねぇし
ルキア
なっ
長野博
そうだ!お腹すいたでしょ?なんか、作ろうか
ルキア
別に!住むところも、自分で探しますから!
さようなら!
そう言って、出ていってしまった
長野博
あっ!ちょっと!
森田剛
かわいくねぇ女だな
ルキアの兄
どうも。
長野博
えっ?あっ、どうも・・・
(びっくりした)
坂本昌行
えっ?誰?
森田剛
新キャラ?
長野博
あの?何かご用でしょうか?
長野くん、さすが。
ルキアの兄
申し遅れました。
ルキアの兄の“ショウ“
と、申します
岡田准一
ショウ?
岡田いたのか
ルキアの兄
この度は、妹ルキアの恋の相手に決定いたしました。
森田剛
はぁ?
長野博
あっ
井ノ原快彦
えっ?剛が?
ショウという人は、間違いなく剛を、指差している。
なんだか失礼だ
ルキアの兄
あなた様は、“ゴウ“と、言うのですね。
手を繋がれる剛・・
森田剛
な・・・なんで、俺なんだよ!
そう、ごうが、さけんだのと同時に、パチンと指が鳴った
ルキア
お兄様?
魔法で呼び戻されたのか、ルキアさんが、戻ってきた
森田剛
おい!ルキア!(なぜか呼び捨て)
なんとかしろよ!
ルキア
なんとかたてなによ!
森田剛!
森田剛
なぁんだ。フルネームで、覚えてるんだ
ルキア
あ、あんたなんか、レンと全然ちがうんだから!
なぜだか、反発しあうふたり。
怪しくね?
ルキアの兄
はい!決定
また、指輪をパチンとならすと、二人の指にあるものがはめられる。
謎の男
よぉ!ルキア
ルキア
えっ?カイト?
森田剛
えっ?さっきと別人?
長野博
うわっ!また、新キャラ。
しかも変身した?
井ノ原快彦
俺たちほりっぱじゃん
坂本昌行
作者が話をややこしくしすぎだ。
三宅健
なに?なんなの?
カイト
お前もバカな女だな
ルキア
カイト?兄さんをどうしたの?
カイト
お前たち二人は呪いの指輪をはめられたんだ
森田剛
二人って・・・俺のも?
カイト
お前たちが真に愛し合い、信じ合わなければ・・・
最終的にこの男は死ぬ
井ノ原快彦
えっ?マジで?
三宅健
そんなのひどい!
井ノ原快彦
でも、この展開ちょっとだけ面白いかも
三宅健
井ノ原くん!
井ノ原快彦
冗談だよ
岡田准一
要するに二人を結びつければええんやな?
カイト
フフフ、これは、ひとつのゲームだ。ルキア、おれが、どんな男か知ってるだろう?
俺はお前の力がほしいんだよ
森田剛
な、なんてやつ
井ノ原快彦
よぉ~っし!こうなったら、ルキアさん、とりあえず、剛のこと、好きになってください!
森田剛
なっ!

って・・・
カイト
二人の気持ちがすれ違ううちは苦痛を伴うだろう。
ルキア
なんで?剛だけ?
カイト
さぁ、なんでかな。
フフフ、せいぜい頑張るんだな
あハハハハハハは
坂本昌行
あの人いったい何者?
森田剛
なんのために、こんなこと・・・・
痛そうな剛・・・
ルキア
私の力を狙うため・・・・いや、私の真の力を生み出すめさ・・・
長野博
真の力・・・・
ルキア
私たちの国では、それぞれ力をもっている。
イナンやイオンの力・・・
アミが持ってた力・・・
でもね、私にはそんな力生まれなかったんだ

人を本気で愛してないから・・・
愛されてなかったから

レンのことは本気で好きだったけど・・・
長野博
お互いを想わないと、発揮しない力・・・ってこと?
ルキア
あんた、さすがだね
長野博
なんとなく、そんな気がしただけ・・・
井ノ原快彦
そのなんとなくは、“ウルトラマン“だからなんです。
ねっ?すごいでしょ!
長野博
・・・・・
ルキア
・・・・・
三宅健
少しずつでいいよ。僕たちのこと知っていってくれれば・・・・
そうしたら、きっと好きになる
森田剛
・・・・・
ルキア
何をすればいい?
三宅健
うーん・・・
ルキアさんにお手伝いさんみたいなことさせれないよね
ルキア
構わないよ。結構好きだったりする
ルキアさんが少し笑ってくれた気がした
井ノ原快彦
(笑った)
ルキア
な、なんだよ。へんか?
坂本昌行
変ではないよ?(たぶん)
長野博
なんか、嫌な予感
三宅健
みんな~ごはんできたよ~
ルキア
うわーすごい・・・・
長野博
買い出しできなくて、あるものでアレンジ。まぁ、ほとんど坂本君がつくってくれたんだけど・・・
坂本昌行
召し上がれ~
年上二人の共同作!
これは、期待できる
そんなこんなで、、ルキアさんとの、共同生活が、始まったんだ。

プリ小説オーディオドラマ