第2話

prologue
464
2023/01/08 02:49
中学二年生の冬
(なまえ)
あなた
う、嘘、、、
目の前には各教科40点台しかとれてないテストがある。
理由は分かっていた。


私をE組に『落としたい』と思っているA組の女子が勉強を教えてと、


口実を作りあなたの下の名前の勉強の時間を奪ったのだ。

(なまえ)
あなた
はは、そういう事ね。
クラスの女子は15人。


皆の苦手教科が、私の得意教科だったのは


私の苦手教科の勉強時間をなくすためだったんだ。


おかしいと思ってた。


まさか、クラスの女子が全員苦手教科が同じだなんて。
(なまえ)
あなた
(今もニヤニヤこっちを見ている女子がいるし、、、)
おそらく私の考えは間違ってないと思う。


でも、これだけじゃ、E組には落とされない。


理由は簡単。


私が、浅野くんと理事長の"お気に入り"だから。


放送
2年A組、あなたの名字あなたの下の名前さん。
放送
至急、理事長室まで来てください。繰り返します。
(なまえ)
あなた
………他になにされたんだろう笑
ガタッと席を立ち理事長室へ向かう。

(なまえ)
あなた
E組かぁ……どんなクラスなんだろう笑 ボソッ
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☆=15

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