停学になった数日後、防衛省から話は聞いた。
正直、めちゃくちゃ驚いた。
それに、E組はA組と違って、
差別はしないし聞いた限りでは皆優しい人達らしい。
家に帰ってE組行きになったことを報告したら
お母さんとお父さんに怒られたけど
新しく自分の居場所を見つけたようでわくわくしてる。
問題は仲良くしていくれるか、かな。
2話始まり
ベットから体を起こして背伸びをする。
久しぶりに制服に着替え、通学鞄を持つ。
誰もいない家に挨拶をして家を出る。
数分後。。。
目の前には永遠に続きそうな階段…
階段嫌いなのに……
まぁ、E組に行く道はここしかないんだからしょうがないけど笑
20分後
ちょっと待って。
いくら何でも長すぎない?
終わりが見えないんだけど!
もう何時間歩いてると思ってんの。
4時間は歩いてる!!!!!!
(20分です。)
そう呟き、近くにあった石に腰を下ろす。
すると、
誰か呼んでる…?
私だったんだ…
目の前に立つ人は赤髪の男の子。
どこからか不良っぽい空気を放ってる。
え、いやいや、ちょっと待て。
うん…
そっちから聞いてきたのに、、
その興味なさそうな顔殴ってやりたい。
微笑んだら、赤羽くんは数回瞬きしてた
何だったんだろ。
ごめん、出すの遅くなった。
それにめっちゃ適当だけど、、許して。 by作者
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!