第5話

5.
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2024/02/11 08:33
jm
jm
………泣き止んだ?ㅎ
jk
jk
はい……ごめんなさい、お見苦しい姿を、…
jm
jm
ふふ、大丈夫だよ


あれから何度も撫でられながら




子供のように泣いた俺は




やっとの事で泣き止んだ




その間もずっと笑顔でいてくれたジミニヒョンは本当に天使のようだ




***




俺は話を聞いている時、一つ疑問に思ったことがある

jk
jk
ジミニヒョン、

一つ、質問をしてもいいですか…?
jm
jm
いいよ!

何でも聞いて?



jk
jk
ジミニヒョンは双子の弟さんがいらっしゃるじゃないですか
jm
jm
うん、テヒョンアのこと?
jk
jk
多分その方です。

その……

その時はテヒョンさんはどこに…?
jm
jm
あー………


きっと答えづらい質問だろうが、




今しか聞けなさそうなことだった。




ジミニヒョンと出会って間もない時、




ジミニヒョンには双子の弟がいると教えてくれた。




それが一番最初に出会った時の




あのモデルのような男性だという。




双子なのであれば




その辛い環境に一緒にいて、




何かしらの被害があったのではないかと思ったのだ。






「答えづらいのなら大丈夫ですよ」と言おうとした時、




ジミニヒョンは口を開いた。


jm
jm
僕とテヒョンアは

違うお母さんから生まれた双子なの
jm
jm
だから、正確には双子じゃないのかな?
jm
jm
少し複雑な説明は省略するけど、

父親と離婚したお母さんは

新しい相手を見つけたの。

その相手も一度離婚をしてて、僕と同い年の子供もいて。

それが今のお父さんとテヒョンアね?

それでお母さんはお父さんと結婚して、

僕とテヒョンアは血の繋がってない双子になったの。


ジミニヒョンはそう説明をしてくれて、




「今のお父さんは優しいし大好きだよ」と付け足した。



jm
jm
ありがと、テヒョンアの心配もしてくれて。

ジョングガは優しいんだね?




そう言って微笑むと、




ジミニヒョンは「あ」と再びこちらを向いた。



jm
jm
そういえばね、

こないだ、僕にとって嬉しい報告を

お医者さんにされたの。
jk
jk
…?






jm
jm
それがね、




















jm
jm
僕の目が、

見えるようになるかもしれないんだって


















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