ミラ・キャンベルはある貴族の娘として生まれた
ミラはなかなか子供に恵まれなかったキャンベル家にやっと生まれた大事な一人娘として大事に大事に育てられてきた
両親は過保護ないわゆる箱入り娘状態で彼女を育て、こう言い聞かせていた
本来駆け引きや睨み合いの多い貴族にはあるまじき教育だったが成長すれば教え直せばいいと考えた両親はミラにそう言い聞かせた
そう、その結果があの脳内お花畑野郎爆誕の原因である
そしてミラが12歳ごろになり両親はミラに貴族としてどうあるべきかを教育しようと動き始めた頃にはもう手遅れだった
という思考が染み付いており手遅れだった
あ、これはやばい
そう思った両親はミラを社交界デビューさせる前に厳しいと評判のある貴族にミラを預け価値観を矯正してもらおうと考えていた矢先、事件が起きた
…そう、奴である
そう、天使がきてしまったのである
キャンベル家はデビルズパレスからかなり離れたところにあり、駆けつけるのが遅れてしまったのだ
父親は預けようと考えていた貴族の家の名前を口にする前に消された
ミラは必死に走って逃げた
話し合えばわかる、という考えはこの時は生存本能が勝りただ逃げた
逃げて逃げて逃げた
幸い、ミラは隠し部屋の位置を知っておりそこに隠れることで天使の追跡を振り切ったのだ
そしてしばらくして悪魔執事達が駆けつけ天使は討伐され隠れていたミラも保護されたのだ
ミラは当初親戚の家に送られるはずだったがミラは…
そう希望した
皆は説得したが一度こうだと思えば曲げない性分を持つミラは頑なに従わず、悪魔メイドとなったのだ














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!