⚠️注意⚠️
年齢操作
加賀美➡︎25歳(社会人)
甲斐田➡︎21歳(大学生)
不破➡︎20歳(大学生)
剣持➡︎16歳(高校生)
社長視点メイン
いつもと変わらない日々。今日も朝日が昇る。
眠い目を擦り、今日は平日だったことを思い出す。
たしか剣持さんと甲斐田さんは普通に学校で、不破さんは午前中空きコマだったはずだ。
かくいう私は今日は有給だ。
にしても、随分よく寝たなと思い時計を見れば、剣持さんたちが家を出る時間をとっくのとうにすぎていた。
寝言を言う甲斐田さんをベッドから引きずり下ろす。急いで机に朝ごはんを用意して2人に食べさせ、通学の準備をさせる。
大慌ての朝が終わり一段落ついたあと、まだすやすや寝ている不破さんをぼちぼち起こすことにした。
わたくし達はこの家でシェアハウスをしている。
家主はわたくし。不破さんは金がなくて居候。甲斐田さんは遠い田舎からわざわざ上京してきたけど住む場所がなくて居候。剣持さんは両親が数年間の海外出張とかで、その間の居候。
いつか終わってしまうこの生活も、今だけはたくさん楽しみたい。
夕方。そろそろ剣持さんが帰ってくるだろう。
思わず黙ってしまった。
だって、ほら。明らかに何かおかしい。
そっと服の中からつまみ出してきたのは、薄汚れた子猫だった。
口に手を当ててうーんと悩んだ後に、「まずは綺麗にしますか」と言い風呂場に向かって行った。
いつもは生意気なクソガキだが、こういう時になるとそれはもう優しいのだ。
甲斐田さんはかなり頭が良いらしい。いいとこの薬学部に通っているそうで、その大学に行くためにわざわざ上京したらしい。
かくいう不破さんも、大学のために上京したはいいものの、家なし金なし職なしの三拍子で公園で野宿していたとこをわたくしが拾ったのだ。
猫の名前が無事決定したところで、今夜はもう遅いということで不破さんと甲斐田さんは自室へ戻って行った
私はどこかを、剣持さんは猫を見ていた。
そう呟きながら剣持さんはリビングから出ていった。
剣持さんから最高の褒め言葉を貰ったところで、わたくしもコソコソ調べていた猫の育て方…とかいうホームページをとじ、寝ることにした。
やがて終わるこの生活も、彼らに楽しいと思ってもらえるのなら良かった。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!