第130話

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2024/03/31 08:00



駿佑side












丈一郎「これ、みっちーが、書いたん?」











多分メッセージカードのことかな














駿佑「ぅん。読めへん、よな」











丈一郎「読める、読めるよ。めっちゃ嬉しい…」












またぎゅっと抱き締めてくれた












丈一郎「コップは接着剤でくっつけて、飾るな?」










駿佑「うん、!」











恭平「みっちー手治ったら一緒にゲームしよ」










駿佑「する!」












丈一郎「恭平良かったなー、お前金欠だったからゲーム買えないって怒っててさ‪‪‪笑」














丈くんが俺から離れた時















ほんの一瞬、ほんまにに一瞬












丈くんの顔がちゃんと見えた気がした










すぐにいつもと同じ視界に戻ったけど












勘違いかもしれへん











でも、ぼやけてる視界が少しだけはっきり見えた

















駿佑「丈くん…」










丈一郎「え?どした」










駿佑「ううん、なんでもないで!」
















モノクロの世界












それでもええかな、と思った











できることから頑張ってみよう













いつかきっと










モノクロの世界で何でもできるようになるから
















Fin










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☆700越え ありがとうございます😵‍💫💞






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