ピョンピョンと跳ねる明那くんが可愛くて撫でたく
なる。
明那くんの方が身長は高いのだが、、。
明那くんを見ていると楓ちゃんが生徒会室に入って
きた。
そこからんごちゃんやレオス、緑も続々と来て全員
が揃った。
そこからはいつも通り話し合いが始まって1時間程
で解散した。
そういつものように楓と別れを告げていつもの小道
に向かう。いつものように"1人"で。
数分ほどで小道に着き、歩き出す。今日もいつもの
ように静かで私の足音しか聞こえてこない。
今日は風もなくて本当に足音しかしない。
そしていつものように歌い出す。
でも、今日は私と違うリズムで進む足音が聞こえて
きた。
最初は勘違いだと思っていた。思うことにしてい
た。だけど、小道を進むにつれ足音を意識するよう
になって、私に恐怖が襲いかかってくる。
怖い怖い怖い怖い
いつもの私1人の帰り道にいつもとは違うことが起
こっている。それだけだ怖くなる。
ただ足音が聞こえているだけなのに。
でもこのまま振り返らないわけにはいかない。
そう思い、歌うのをやめる。するとさっきまでなか
った静寂がやってくる。それがまた私の恐怖を増
す。
だが振り返らないわけにはいかないため振り返る。
するとそこには見慣れた黒髪赤メッシュが歩いてい
た。
後ろで歩いていた明那くんに怒鳴ると明那くんは
心底申し訳なさそうに謝ってきてシュン、とした。
そう明那くんは言う。駄目だ、怒れん。
てか聞かれてた!?
でも明那くんにはすでに知られてたのか、
それにド直球に褒めてくれる明那くんに少し照れて
しまう。
今日はもう歌うのはやめて明那くんと雑談をしなが
ら帰ることにした。
_________________________________________________














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。