橙side
急いで家を飛び出てダッシュでころんを探す
ころんが通るところを一通り探していると公園に見慣れた青髪が見えた
そこにはベンチでぐったりと横たわるころんの姿があった
あっつ、何度あんねん、
意識飛んだか、、
なーくんに電話せな、
Prrr prrr
ブチッ
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青side
あれ、ここ、、家?いつのまに、?
気持ち悪っ、
咳き込みすぎて吐いてしまった
止まんな、
苦し、
気を失いそうになったときガチャとドアが開いた
背中を擦っているとだんだん落ち着いてきた
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紫side
ころちゃんがあまりにも熱いので熱を測ると軽く39度を越えていた
次起きたらなんか食べさせて薬飲ませないとな、
吐瀉物をまとめて片付けていると
顔は赤らんで目はうるうる、
これ絶対熱あるね、
とりあえずるぅりーぬは防がないとな、
ジェルくんに体温計を手渡して測らせると38度を越えていた
これは辛いね、
すると向こうからるぅりーぬの声が聞こえた
移っちゃうかもな、
ふらふらとジェルくんが歩いていく
大丈夫かな、、
ガチャ
るぅりーぬが半泣きでころちゃんを見ている
るぅりーぬがバタバタと走っていく
さてと、ジェルくん大丈夫かな、
ジェルくんはぐったりと咳き込んでいた
可愛い、、
頭を優しく撫でてやるとジェルくんは気持ち良さそうな顔をした
可愛いなぁ、
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ここまでです!
また続き出します!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!