青が多かったので、青色のドレス
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ころんside
あなたが『青』を選んだ瞬間、少しドキッとした。
『青が好き』という共通点がおなじで、それもほんとに些細なことだけど嬉しい....
イタズラが成功した子供のように笑うあなたに、ドキッとしてつい素っ気ない返事を返した。
どーなるのかな....僕の好きな....僕の色のドレス//
━━━━━━━━━━━━━━数分後
突然カーテンの奥から、試着を手伝ってくれた人と一緒に出てくるあなた
元気な声だけど、ほんとに綺麗で、僕の色で染っている君が愛おしかった
僕より背が低いあなた頭を撫でながら、柔らかく笑う僕
ほんと、こんな可愛いと釣り合わないかもな....
....いや!別に好きとかじゃないから?!//
釣り合うとか今じゃない....
目を逸らしているあいだに顔が真っ赤になったのか、少し下を向いて話すあなた
そんな気がしてたって本当?
本当なら
少し期待していい?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!