WESTのマネージャーになってまだ数日、私はどうグループに馴染んで行けば良いのか分からず、楽屋の入り口にいた、WESTは私に
(重岡)おはようマネージャー
(神ちゃん)おはよう、
と優しく声を掛けてくれるけど私はどう返したら良いのか分からず
(私)お、おはようございます
と小声で答えた、そもそも男性と喋るのが苦手なのでWESTが楽しく会話をしていても私には苦痛に感じた、別に悪口を言われた事は無いけれど私は息苦しさを感じていた、早く楽屋から出たかったでも仕事だから、、、
私はWESTと喋る時は失礼がない様に無理やり笑顔を作って偽りの自分を演じて、誰にも心の声を聞かさない様に必死に隠していた
そんなある日
(私)WESTの皆さん、お疲れ様です、これから
〇〇局でレコーディングが有るので移動の
方お願いします
(重岡)はーい!マネージャーさん運転よろしく
と重岡さんが私の肩を触れて来た瞬間私は恐怖のあまり
(私)触らないで
っと言って重岡さんを突き飛ばしてしまった
(ドタン、、、)
(重岡)え!な、何?いったーい、、
(中間)おい、しげ大丈夫か?
(桐山)ちょっとマネージャーさん、今のはやり
過ぎちゃう?
と桐山さんに注意を受けている私に他のメンバーは固まっていた、
(小瀧)(O_O)え?
(濱ちゃん)( ゚д゚)あ!
(藤井)( ´Д`)y━・~~ん?
私は何度も重岡さんに謝った
(私)ごめんなさい
(重岡)もう、大丈夫やからそんなに謝らんで、俺も悪かったし、
(私)ごめんなさい
(濱ちゃん)マネージャーさん、大丈夫やで?しげは大丈夫やから、
(小瀧)そう、そう、気にしないで大丈夫やで!
(私)ごめんなさい
(桐山)ごめんな、俺きつい言い方してもうたわ、
(神ちゃん)マネージャーさん、大丈夫?
と声を掛けてくれた、でも私は恐怖で体が震えていた、その姿を見て
(神ちゃん)マネージャーさん、背中触っても大丈夫?
と聞かれた、そこ声は凄く優しくて、私は言葉を出さずただ頷いた、すると神山くんは優しく背中をさすって
(神ちゃん)マネージャーさん、しげの事気にしなくて大丈夫やで?急に7人の男の世話をする事は大変やろ?うるさいのもおるから(笑)
と優しく笑った、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。