第15話

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2025/12/06 04:39 更新








     家までの道は、昼間の賑やかさが
     嘘みたいに静かだった。



     街灯の下を並んで歩きながら、私は何度も
     スマホを握り直していた。








kyng
さっきの話の続きだけどさ
また、星導のところ行くんだろ?
あなた
たぶんね








     正直に答えると、ロウは
     小さく息を吐いてから、少しだけ歩調を緩めた。







kyng
一人で行くの、しんどくならね?









     その言葉に、胸の奥がじわっと熱くなる。

 

     平気なふりはできる。でも、
     苦しくならないわけじゃない。








あなた
うん。正直、ちょっとしんどい
kyng
じゃあさ、次は一緒に行かね?
kyng
お見舞い。あなたが一人で行く必要ないし、
付き添いくらいならできるし









     声は冗談っぽいのに、目はやけに真剣だった。



     胸の奥で固まっていた何かが、
     少しだけ溶ける。







あなた
ロウだって忙しいでしょ?
kyng
それはそれ。あなたが傷ついてるの
見守ることしかできない方が嫌だ








     少しだけ沈黙が落ちる。
     そのあと、私のほうから小さく言った。






あなた
じゃあ、次は一緒に行こうか








     家の前に着いて、私は足を止めた。







あなた
今日はありがとう。話も聞いてくれて
kyng
どういたしまして。次一緒に行くの
約束だからな








     小さく頷いてから、ドアを開ける。
     背中越しに、ロウの声が届いた。







kyng
無理しそうになったら、
絶対に一人で抱え込むなよ
あなた
うん。また頼るね








     部屋に入って、ドアを閉めてから、
     ようやく深く息を吐いた。



     星導と、ロウと、そして自分の気持ち。
     全部がまだ整理できなくい。



     少なくとも、もう一人で立ち向かわなくていい。
     そう思えたことが、今はほんの少しだけ
     救いだった。







るりこ
るりこ
ライバーが不良ネタ好きな方は是非!!
交換宣伝遅くなってすみません🥲
るりこ
るりこ
夢主=悪女ネタ好きな方は見てください🙌🏻
るりこ
るりこ
空き巣に盗まれる→同棲誘われる流れ好きです

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