第7話

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2025/11/25 22:00 更新








     インターホンが鳴った。
     誰も来る予定なんてない。胸の奥が揺れる。



     ドアを開けた瞬間、息が止まった。
     車椅子に座った星導が、弱い笑みを向けた。



     怪我で動けないはずの足にはギプス。
     だけど、目だけは以前と同じで。








 
hsrb
いきなりすみません。でも、あなたさんに
どうしても会いたくて








     あまりにも自然で、
     そしてあまりにも“何も知らない顔”だった。



     胸の奥がきゅっと痛む。
     けれど、私はもう以前みたいに笑えない。








あなた
……星導さん、どういうつもり?
hsrb
え……今、俺のこと“さん付け”で呼びました?
なんで……?








     名字呼びにした瞬間、
     星導の表情が固まった。



     目が大きく開き、まるで信じられないものを
     見るように。







あなた
理由、分かんない?
hsrb
俺、あなたさんに何かしました?








     その言い草に、胸の奥が熱くなる。



     忘れている。
     浮気も、別れも、私が泣いたあの日も全部。








あなた
帰って。今は、あなたと話す気分じゃない
hsrb
待ってください。ちゃんと話しませんか?
あなたさんが怒ってる理由、教えてください
俺、本当に分からなくて……
あなた
自分で考えてよ。……思い出せるなら、だけど








     星導は言葉を失い、
     車椅子の上で拳を握りしめた。



     罪の自覚がないまま苦しそうにしている
     その顔が、余計に気持ちをかき乱す。







あなた
今日は帰ってほしい









     その一言に、星導は痛みに耐えるような
     顔をして、ゆっくりと頷いた。







hsrb
また来てもいいですか?
あなた
……やめて









     絞り出した声に、星導は完全に沈黙した。




     ドアが閉まる直前、彼の小さく漏れた
     声だけが耳に残った。








hsrb
あなたさんがそんなふうに俺を呼ぶなんて……









     その声音だけが、やけに昔の星導に似ていた。







るりこ
るりこ
kyngさんのシスコン度合いが超えすぎて嫉妬通り越して呆れてる夢主をみたい方は是非!

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